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60代で結婚した桃井かおり、価値観の変化を語る 「愛とかよりも、馴染むってことがあるのよ」

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結婚ラッシュに沸いた2015年の芸能界。そんな中、「自立したオンナ」を象徴するような大女優、桃井かおりさん(63歳)も今年10月に結婚を果たしている。

12月21日放送のクリスマス特番「中居正広が結婚を考える夜。」(フジテレビ)で、結婚について魅力あふれるトークを展開。大粒ダイヤの結婚指輪につけた自宅の鍵をクルクル回しながら登場した桃井さんは、

「あたし『趣味、婚約』みたいな女だったんだから」

と朗らかに笑い、初めての結婚を自分でも不思議がっていた。そんな恋多き大人の女性が、なぜ60代に突入して結婚に踏み切ったのだろうか。(ライター:okei)
初めて得る生活の実感「主婦すごいよ、大変で」

周囲の疑問に対しても「別れる気がしやしない。全然楽しいんですよ。こんな楽しいことあるんだと思って」と笑顔で語る桃井さんは、お相手についても次のようにノロケ全開だった。

「すごい、こよなくいい人なわけ」
「あたしいい人ってあんまり好きじゃなかったのよ。いい人ぶってるって思ってたから。そしたら、生まれながらの良い人だったわけ」
「愛とかよりも、馴染むってことがあるのよ」
「とにかく一緒にいたほうがあったかい。朝から何かしら機嫌よくしてくれる。だからいないと困っちゃうわけ」

さらに現在の生活を「主婦してるの。主婦すごいよ、大変で」と話し、生活の実感があることが、フィクションの世界でどんなに頑張るよりも自信になるという。今までは、つき合う時は「別れる」前提で人を信じたことがなかったのに、人を信じられるようになったそうだ。

結婚で価値観が変わったかのように見えるが、その理由は「良い人に出会った」ことだけではないようだ。桃井さんは「どうやって桃井かおりをやめるか」「いつかまやかしの魔界みたいなこと辞めなきゃなんない」と25歳くらいから考えていたと明かしている。
世間が望む姿は「清水ミチコさんと鬼奴さんにあげちゃった」

10年前から米・ロサンゼルスに暮らし、グリーンカードを取得している。海外に行くメリットは「何者でもなくなること」といい、「人生をリセットするのにいいと思った」と胸中を語って、あっけらかんと笑う。

「“桃井かおり”は清水(ミチコ)さんと鬼奴さんにあげちゃったから。もうやってないのよ、私は」

結婚生活は「生活が始まった」という感じで、仕事だけして自宅は休憩室と変わらない日々を、「それはやっぱり異常なことなんだよね。ある日やっぱり、しらふにならなきゃいけないんだよね」と語る様子は実感がこもっていた。

実力で芸能界を渡ってきたとは言え、世間が望む「桃井かおり」を演じ続けることにどこか違和感もあったようだ。そう考えると、結婚相手が9歳のころに出会った英国留学時代の幼馴染だったことも肯ける。

女優として有名になる前の自分を知る夫は、素の自分を受け入れてくれる存在として信じられたのだろう。「まっさらな桃井かおりを知ってる、ってのもある」と語っていた。

カラを脱いで素に戻り、地に足をつけた暮らしをしていてこそ、見つかるモノもあるのかもしれない。ガムシャラに仕事だけして、恋愛はしても一般的な婚期をスルーしたことは、芸能人でなくてもあるように感じた。
中居の結婚相手は「男の人でもいいのかも」と迫る

対談はノロケ全開で幸せを語る桃井さんに対し、中居さんは終始「結婚願望が全くない。他人と暮らすのは苦痛」というスタンス。すると最終的には、

「もしかしたら男の人でもいいのかもね」

と自由すぎる発言が飛び出した。さすが大女優、言うことが突き抜けていると思ったが、あながち冗談でもないのだろう。乱暴な言い方をすれば、同性カップルのように出産や子育てが前提にない結婚を桃井さん自身も選んでいるのだ。ただ「一緒にいたほうがあったかい」という人生の伴侶を見つけた人は、性別は問題にしないのだろう。

桃井さんは、「時代的に言えばありよね。『アカ抜けたやつだな』になるんじゃないの。『時代の空気読めてんな』ってことじゃない」などと煽り、最後まで「ほんとに男じゃだめなの!? 男ならものすごいイイヤツ知ってるんだけど」と迫っていたが、中居さんは「男だったら僕の周りにもいますんで」と苦笑いしていた。

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