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モーニング娘。’15 鞘師里保卒業シングルMV撮影公式レポート到着「鞘師のダンスは裏の(真実に近い)感情を表現」

モーニング娘。’15 鞘師里保卒業シングルMV撮影公式レポート到着「鞘師のダンスは裏の(真実に近い)感情を表現」

 12月29日に鞘師里保卒業シングル『冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only』をリリースするモーニング娘。’15。「冷たい風と片思い」のミュージックビデオ撮影公式レポートが到着した。

モーニング娘。’15 キュートなMV撮影時写真一覧

 11月某日、千葉県にあるスタジオで、モーニング娘。’15、60thシングルの1曲「冷たい風と片思い」のミュージックビデオ撮影が行われた。早朝から始まった撮影は、まずはソロリップシンクからスタート。今回は最近のモーニング娘。の定番となりつつある、リズムを強調した楽曲ではないだけに、メンバーも少々苦戦しているようだ。

 尾形「いつものようにハキハキと口を動かさずに、口の動きをゆっくりにして目だけで表現できるように、目線の動かし方などを教えていただきました。すごく難しかったです」

 ソロリップシンクの撮影が終わった後は、セットチェンジをして2人1組になってのグループイメージ撮影に移行。窓や硝子戸、ソファー、鏡などのセットを使用しての撮影だが、全てのアイテムが“白”基調になっており、メンバーの純白の衣装とあいまって、独特の世界観を醸し出している。そしてここでもまた、表情だけでの演技が求められることに。

 石田「ミュージカル『TRIANGLE-トライアングル-』で演じたサクラ姫という役柄と被るところがあったので、その経験を活かせたと思います。カメラマンさんにも褒められたので、嬉しかったです(笑)」

 2人1組での撮影のため、空いているメンバーは振付の確認をしたり、曲をヘッドホンで聴いたり、食事をとったり、メンバーやスタッフと談笑したりと様々だが、それぞれがリラックスしている印象。この曲が自身の卒業ソングとなる鞘師も、あえてなのかいろんなメンバーと話そうとしているように見えた。

 お昼過ぎにいよいよダンスショット撮影となり、全員がひとつのスタジオにそろう。そして、振付を担当したYOSHIKO先生も登場。まずは先生のカウントに合わせて、振付の確認が行なわれ、アカペラで歌うメンバーの声がスタジオに響きわたる。先生による立ち位置の修正があった後も、石田が中心となってさらに振付やフォーメーションの細部を詰めていく。分からないところは石田が代表して先生に聞きに行き、メンバーに還元。ちょうどセッティングの直しの時間に入ったこともあり、その後もメンバーどうしで教え合ったり、先生に直接質問をしにいくメンバーがいたり、あちこちで自主練が始まる。全員でのダンスショット撮影に向けて、絶対に間違えられないという緊張感が漂う。当たり前だが、先ほどまでのリラックスした空気はもうそこにはない。

 撮影用のレールも敷かれ、セッティング完了。後方と上手側から差し込む光りが、スモークの中でくっきりと浮かび上がり、神秘的な空間が出来上がった。

 全体のダンスショット撮影の前に鞘師のソロダンスを中心とした撮影が行なわれる。曲調のとおり、全体としてはしなやかな振付が多いのだが、鞘師のソロダンスの部分は対照的に力強い。そのあたりの経緯を、YOSHIKO先生に聞いてみた。

 YOSHIKO先生「悲しげなメロディの曲なので、全体的にはやわらかくしっとりと、歌詞のイメージに近い振付にしています。ただ、歌詞の内容がストレートではなく様々な捉え方ができると思うので、真実はどうなのか? その部分をダンスで補足することも考えました。鞘師のダンスは裏の(真実に近い)感情を表現しているので、激しめのダンスになりました」

 全体的には“やわらかくしっとり”な振付とはいえ、指先までしっかり心を入れて1曲踊るのは意外にハードなようで、鞘師以外のメンバーも汗を拭いたり水分を摂ったりしながら本番に向けて調整に余念がない。

 そして、全体でのダンスショット撮影の時間に。基本的に最初から最後まで撮りっぱなしなので、1か所の失敗も許されない。今日一番の緊張感にスタジオは包まれた。イントロが流れ、1番、2番とほとんどノーミスで終盤まできたが、アウトロの最後で佐藤優樹が痛恨のミスをしてしまう。

 佐藤「すいませーん」

 慌てて先生に確認に行く、佐藤。しっかり頭に入ったところで、再度撮影開始。ところが佐藤、またもや最後の最後でミスをしてしまう! 2度目ということもあって、緊張が一瞬弛緩したことによる笑いがどこからともなく生じる。

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