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ウチは大丈夫!? 意外と身近な“遺産争族”

ウチは大丈夫!? 意外と身近な“遺産争族”

この秋、テレビ朝日で放映中のドラマ『遺産争族』。大好きな向井理様が主演とあって見始めたが、一話ごとに展開される“争族(相続)問題”には意外と身近なものも。そこで、ドラマの相続問題を昨今の一般家庭にありがちな事例に置き換え、家族円満に相続できる方法を調べてみた。
※冒頭の写真は、木曜ドラマ『遺産争族』より。テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~(主演:向井理、榮倉奈々、岸部一徳、伊東四朗ほか 脚本:井上由美子)
世話をしてくれた『ムコ(ヨメ)』にも遺産を譲りたい

このドラマは、3人の娘を持つ大手葬祭会社会長河村龍太郎(伊東四朗)が、孫娘(榮倉奈々)と結婚してムコに入った河村育生(向井理)に「遺産を相続させたい」と考えるところから始まる。例えばこれが「世話になっている“長男のヨメ”にも遺産をあげたい」という話だったらどうだろう……。兄弟姉妹のいる方にとって、気になる問題ではないだろうか。

被相続人(亡くなった親)が、生前に対策を講じなかった場合、その遺産は原則として民法で定められた“法定相続人”に配分される【図1】。子どもの配偶者は法定相続人にはならないため、「ヨメにも遺産をあげたい」場合は生前に遺言を遺すなどの対策を講じる必要があるのだ【図2】。

【図1】配偶者は常に相続人となる。それ以外の相続人は、第一順位が子ども(子どもが死亡等の場合は孫)、第二順位が父母(父母が死亡等の場合は祖父母)、第三順位が兄弟姉妹となる。順位の高い相続人が1人でもいれば、下位は相続できない(「親と実家」を考える本 by SUUMO)

【図1】配偶者は常に相続人となる。それ以外の相続人は、第一順位が子ども(子どもが死亡等の場合は孫)、第二順位が父母(父母が死亡等の場合は祖父母)、第三順位が兄弟姉妹となる。順位の高い相続人が1人でもいれば、下位は相続できない(「親と実家」を考える本 by SUUMO)

【図2】遺言書がある場合はその内容に従って遺産を分ける。ただし、法定相続人には法律によって “遺留分”が認められている(このケースでは法定相続割合の2分の1)。例えば遺言書に「妻(母)と長男夫妻だけに相続させる」と書かれている場合、長女は母と長男夫妻に、遺留分として750万円(全体の[8分の1]=法定相続割合[4分の1]×[2分の1])の返還請求ができるのだ(遺留分減殺請求)(「親と実家」を考える本 by SUUMO)

【図2】遺言書がある場合はその内容に従って遺産を分ける。ただし、法定相続人には法律によって “遺留分”が認められている(このケースでは法定相続割合の2分の1)。例えば遺言書に「妻(母)と長男夫妻だけに相続させる」と書かれている場合、長女は母と長男夫妻に、遺留分として750万円(全体の[8分の1]=法定相続割合[4分の1]×[2分の1])の返還請求ができるのだ(遺留分減殺請求)(「親と実家」を考える本 by SUUMO)

【図2-1】被相続人と養子縁組を結んだ“養子”は実子と同じ身分を取得し、遺産に対しても実子と同等の権利を持つ。ただし、養子縁組をするためには妻(母)の承諾が必要だ(妻が亡くなっている場合などは不要)。なお、ヨメが「父・母」2人の養子になると、母が亡くなったときの遺産も、長男、長女と均等の割合で相続できる(「親と実家」を考える本 by SUUMO)

【図2-1】被相続人と養子縁組を結んだ“養子”は実子と同じ身分を取得し、遺産に対しても実子と同等の権利を持つ。ただし、養子縁組をするためには妻(母)の承諾が必要だ(妻が亡くなっている場合などは不要)。なお、ヨメが「父・母」2人の養子になると、母が亡くなったときの遺産も、長男、長女と均等の割合で相続できる(「親と実家」を考える本 by SUUMO)「熟年再婚」した父親の遺産が、再婚相手の子にいってしまう!?

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