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カップ麺についている「かやく」ってどういう意味?

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カップ麺にはついている小袋に入った乾燥したネギやキャベツなどの具材のことを「かやく」と呼びます。この「かやく」とは、いったいなんのことか知っていますか?

これは「火薬」でも「乾燥野菜くずの略称」でもありません。この「かやく」は漢字で書くと「加薬」。もともとは漢方の用語で、メインとなる漢方薬のほかに効果を高めるために補助的に加えられた成分のことを意味していました。薬を加えるから「加薬」というわけです。

この言葉は室町時代後期の文献にも登場しており、その当時は漢方薬の材料としてよく使われるショウガのことを指していたそうです。そして江戸時代。多くの薬問屋が多く集まっていた大阪の道修町で、薬の神様・神農さんの書にある薬(滋養のある食材)をご飯に混ぜて炊いたものを「加薬ご飯」と呼ぶようになりました。やがて、そのご飯に混ぜた具材そのものを「かやく」と呼ぶようになり、主役を引き立てる香辛料や薬味のことも意味するようになったのです。

現在でも油揚げなどの具を加えて炊き込んだご飯のことを関西地方では「かやくご飯」、かまぼこや海苔などいろいろな具が乗ったうどんは「かやくうどん」と呼んでいますよね。これらの「かやく」もカップ麺の「かやく」も同じように漢方の「加薬」が由来になっているのです。

ちなみに、2009年7月以前に発売されていたカップ麺は、このかやくの量によってランクづけされていたことを知っていましたか? 現在は廃止されていますが、JAS規格によって麺の重量に対してかやくが15パーセント以上のものは「上級」、6パーセント以上のものは「標準」という分類になっており、パッケージにも表記されていましたが、意外と気付かなかったという人は多いのではないでしょうか。(TEXT:料理サプリ編集部)

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