【深ヨミ】AOA『Ace of Angels』から見る韓国ガールズグループの売上げ動向

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【深ヨミ】AOA『Ace of Angels』から見る韓国ガールズグループの売上げ動向

 10月26日付のBillboard JAPAN週間セールスアルバムチャート“Top Albums Sales”では、韓国のガールズグループ、AOAの『Ace of Angels』が1位となった。

 『Ace of Angels』は、AOAの日本1stアルバムでこれまで日本で発表したシングル曲など11曲を収録した作品となっており、リリース初週に1.8万枚を売上げた。もっとも売上げた地域は、東京6300枚で東京だけで総売り上げの3分の1を占めた形だ。そして、2位に大阪2900枚が続いていて、その他の地域では、4桁の数字には届かなかった。

 韓国のガールズグループは、東京で突出したセールスを出し、その他の地域では伸び悩んでいるのか。2015年8月26日に同じく日本1stアルバムをリリースした韓国のガールズグループ、Apinkの『PINK SEASON』(初週売上げ1.2万枚)との地域別初週売上げTOP10を比較した。

『Ace of Angels』
1位:東京
2位:大阪
3位:愛知
4位:神奈川
5位:兵庫
6位:福岡
7位:埼玉
8位:千葉
9位:京都
10位:広島

『PINK SEASON』
1位:東京
2位:愛知
3位:大阪
4位:神奈川
5位:埼玉
6位:福岡
7位:兵庫
8位:北海道
9位:千葉
10位:静岡

 TOP10を見ると、両作とも1位は東京でそれ以下は大都市を抱える地域が並んでおり、8つの地域がそれぞれに共通して出てきている。『Ace of Angels』も『PINK SEASON』(1位東京1200枚、2位愛知560枚)も共に1位は2位の約2倍の数字となっていることから、東京が総売り上げを牽引していると言えるだろう。そして、その他の地域のセールスが伸び悩んでいると共通して言える。今後、この2グループが大都市以外の地域までプロモーションをして新規ファンを獲得していくのか、またはこれまで通り大都市を中心としたプロモーションを続けるのか、これからの日本での展開に注目したい。

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