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60代のリフォーム実例、シニアライフを楽しむためのコツとは

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住まいをリフォームするのが最も多い年代は、持ち家人口が多い60歳代。主に古くなった自宅をバリアフリーや断熱性能を上げるといった老後に備えるケースだが、今回取材した60歳代のリフォームは様子が違った。
「60代、まだまだ人生守りに入らず攻めるゼ!」と言わんばかりの、よりアクティブに生きるためのリフォーム実例。
是非、これからの住まいを考える参考にして頂きたい素敵なお宅です!
寝室もオープンに!? 住まい全体がパブリック空間

その60代夫妻、石川さんのお宅は、神戸市の中心地にある3階建ての一戸建て。15年前、ご両親との二世帯住宅として建てたが、5年前に他界された後にリフォームをした。

「3階が私たち世帯のフロア、キッチンまわりりがとても使い難くリフォームしたかったの」と、妻。
インテリア会社を経営する妻が、新築時もそうであったが、リフォームについても全て主導。
「リフォームの必要が無いと言う主人には、『テレビを大きくするから!』となだめました(笑)」

【画像1】スタンダード・プードルの〝花ちゃん〟がお出迎え。
材木店から調達した天井の丸太は、ナチュラル感を創リ出すアクセントに(写真撮影:NOB川谷)

インテリアは空間から家具など小物に至るまで妻がデザイン。Shabby chic(シャビーシック)なインテリアは見れば見るほど、手のかけられたリフォーム&リメイクに驚かされる。

中でも斬新なのは間取りの変更。元は1LDKで寝室が独立し、キッチンはカウンター式のセミオープンだった。そのキッチンを【画像2】のオープンな寝室に変更し、新キッチンは旧寝室に独立させた。

【画像2】寝室からリビングルームを望む。花ちゃんお気に入りのソファ(写真撮影:NOB川谷)

「沢山の来客があっても、仕切りの無いオープンスペースだと好きな場所で寛いでもらえるでしょ。主人は眠くなれば、すぐベッドで寝ています」
この、いつでもWelcomeのゲスト・ハウスには、友人たちが頻繁に訪れるようだ。

個室を設けず、全てオープンにしても整然としていられるのはアクティブ・シニアの住まいならでは。子育て中や仕事に追われる身となると、散らかり放題でドアの向こうに隠したくなるものだ。

【画像3】寝室はリビングとの間にコラム(支柱)を立て、カーテンと共に緩やかにスペースを仕切っている(写真撮影:NOB川谷)季節や目的に合わせて、家具のレイアウトや小物を変えて楽しむ

テレビを大きくする約束でリフォームを説得された夫は、と言うと…
70インチ大画面のテレビでゴルフ番組を鑑賞中。花ちゃんを足下に、ご満悦の様子。

【画像4】寝室【画像3】の木製引戸の真ん中を開くと、テレビが現れる。その両端は収納(写真撮影:NOB川谷)

長らく会社経営の夫も、最近は出勤日数を減らして自分の時間を大切にするライフスタイルに移行中。

冬場は、ストーブが主役に。リビングダイニングはストーブを囲むような家具配置に変えて、炎を愉しむレイアウトにするのだそう。

【画像5】フリースタンドのストーブ、冬は暖房だけでなくインテリアとしても団らんの中心(写真撮影:NOB川谷)

インテリアデザイナーでもある妻は、布地でデコパージュするなどリメイクの達人!
【画像6】のスツールは、脚に注目。リビングの天井に使った丸太の端材を利用してつくったもの。
壁に4つある飾り棚も、同じ丸太を半分に切って白くペイント。キャンドルや小物を飾っている。

【画像6】一番驚かされたのは、脚付きのチェスト。祖母の桐タンスを、白でペイントしデコ脚を付けた。和から洋への大変身!(写真撮影:NOB川谷)

【画像7】このアメリカ製ソファも、張地を大胆なプリント柄に替えて「形が好きな物や素材が良い物は、リメイクして長く使いたいですね」と石川さん(写真撮影:NOB川谷)

【画像8】こちらは娘さんの部屋。独創的な椅子の張地やカーテンのウインドウ・トリートメントも石川さんによるデザイン(写真撮影:NOB川谷)キッチンがライフスタイルを決める!バルコニーは大正解

今回のリフォームで一番こだわったキッチン。元寝室だった8畳ほどの個室をキッチンに変更、大満足のポイントを伺った。
「とにかく扉開きのキャビネットが使い難かったので、オープンシェルフにしたかったの。後ろを振り返るだけなので、作業がとてもはかどります!」
食器のコレクションにも石川さんのセンスが光る、見せる収納で素敵に演出。

【画像9】キッチンはトーヨーキッチンスタイル社の大型ステンレス製。黄金色の壁紙を天井まで貼り、黒とシルバーとのコントラストが綺麗(写真撮影:NOB川谷)

「何より良かったのは、バルコニーへのアクセスを設けた事。壁を抜いて大きなドアを付けたのです。自然光で明るく、緑も目に入り豊かな気持ちになれるので、キッチン+バルコニーは絶対おススメします!」

【画像10】3階のバルコニーは都会でも風が通り、気持ちが良い(写真撮影:NOB川谷)

人が集まるのを楽しむご夫婦にとって、キッチンはメインステージ。
「お料理をしながら会話にも入れるし、やっぱり大きなカウンターは大正解」

【画像11】あっと言う間に、手際良く次々とお料理が出てきて、ホームパーティーが始まった!(写真撮影:NOB川谷)

時間にゆとりができる60代にとって、ブランチやお茶の時間を過ごす場としても〝キッチン+バルコニー〟というレイアウトは良いアイデアだ。

石川夫妻を取材し、自宅に人を招いて食事を楽しむライフスタイルの、新しいアクティブ・シニアが今後は増えそうに感じた。やっぱり、仲間と楽しく食事すると笑いが生まれる。
そうなれば、家族以外の仲間が行き来する、人の交流が高まるような住まいへのリフォームが、健康寿命を延ばすことにもなりそうだ。●参考
リサブレア(石川さん経営のインテリアショップ)
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/10/05/98487/

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