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肉なのにスイーツ!? 下北沢「肉屋カーニバル」の肉アイス&肉シュークリーム!

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ようやく秋らしくなったものの、まだまだ昼間は暑い日もある今日このごろ。思わず冷たいアイスを口にしがちになるが、そればかりでは体力が持たない。体力をつけるには、ガツンと肉を食らわねば……。

しかし、できれば冷たいアイスと肉、どちらも食べて暑さによるダメージからの回復と体力回復、両方得たい……なんてワガママ過ぎるか……と思っていたらなんと、冷たいアイスと肉、両方を同時に摂取できる「肉アイス」なるものが下北沢の「肉屋カーニバル」に存在するという情報をキャッチ。さっそく行ってきた。

 

肉屋カーニバルは2015年の7月にリニューアルオープンしたばかり。下北沢駅南口から徒歩2分ほど。地図アプリを見つつ、このあたりかな? と思った瞬間、目の前に表れたのは、身長190cmはありそうな超巨大な豚の像。

 

包丁を持っているし、少々不気味……。

しっかり衣服も身にまとっているので、やけに人間感があってリアルだ。

ちなみに、どれくらいデカいかというと、『肉屋カーニバル』の店長さんと並ぶとこんな感じ。

 


店長さんを見下ろす豚の像

 

階段を昇った2階がお店。真っ赤な扉に豚と牛の紋章のような絵画がかけられている。

 

いざ、入店!

 

一歩足を踏み入れると、そこにはまるで海賊の船内を彷彿とさせるような空間が広がっていた。

 


絵画や中国系のお宝の数々

 


大航海時代の地図がまた海賊っぽい……

 


アンティーク調のトランクが積み上げられている

 


頭上にはスカルのシャンデリア!

 

手の込んだ内装と飾り付けに見とれる筆者。「大航海時代、スパイスを求めて旅をしている海賊のイメージなんですよ」と、美人広報さん。航海により探し求めたスパイス(という設定)やソースで、肉やホルモンをアレンジしているのがこのお店の特徴。

ホルモンというと一般的に焼き肉のイメージがあるが、スパイスやソースでアレンジした西洋風のおいしさも知ってもらいたいのだとか。

奥のガラスケースに入っているお宝やスカルにも視線が惹きつけられる。「トランクの中を開けたら、金ぴかのお宝が出てきたという設定です」とのこと。しっかりとしたストーリーもあるようだ。

 


トランクから取り出したお宝

 

ひととおり店内を観察した後は、この日の目的である肉アイス(400円)を注文。

 

肉アイスだなんて想像がつかない。肉なのに甘いのだろうか? いやいや肉の味がするけど凍っているとか? しかし、凍った肉を食べるのはちょっと勇気がいる。いろいろと想像を膨らませていると、肉アイスが運ばれてきた。見た目は普通のアイスのように見えるが……。

 

この肉アイスは鶏の白レバーを牛乳と塩で臭みをとり、2日ほどブランデーとパプリカパウダーに漬け込んだら、低音の油でコンフィ。その後、干した白レバーを生クリームと卵黄で作ったアイスに練り込んで作ったものだ。

最後に、エキストラバージンオイルと岩塩を一振り。ピーカンナッツをそえれば、アイスだけで食べるのとはまた違った味を楽しめる。作るのに3日もかかっているとは、なんとも手間ひまをかけたアイスである。

さて、実食。アイスにスプーンをあてると、ほろほろと崩れた。少し緊張しつつ、一口パクリ。甘さの後に濃厚なレバーの味が広がった。あまじょっぱい塩スイーツに近いかもしれない。この塩っ気も、岩塩のおかげで尖った塩気ではなくまろやかで、より甘みが引き立っている。お肉を食べているのに甘いという、初めての味だが、これは、イケる! ピーカンナッツと一緒に食べると、香ばしさと甘さがちょうど良いバランスに。

肉アイスがとてもおいしいことは分かった。しかし、なぜ肉をアイスに練り込むアイディアが浮かんだのだろうか。

「以前働いていた店では、フォアグラを使ってジェラートを作っていました。しかし、白レバーも脂肪ですし、白レバーを使った方がおいしいと思ったんです」と料理長。

 


店長(左)と料理長(右)

 

他にも肉屋カーニバルならではのメニューがある。なんと、「肉シュークリーム」なるものもあるということで、出していただいた。こちらは甘くはないシュークリーム。3個で580円。

 

甘くておいしそうなシュークリームに見えるが、シュー生地の間に挟まっているのはマスカルポーネチーズとマルタデッラ。マルタデッラとは、豚肉を挽き肉にし、ピスタチオを入れて作った練りハムのことだ。シュー生地は塩と粉チーズを入れて練られており、料理長曰く「スイーツではなく総菜パン的なもの」。フレンチにグジェールというチーズを入れて焼き上げたシュー皮があり、そこからヒントを得て作ったそうだ。

では、いただきます。

 

口に入れた瞬間、サクッと良い音が響いた。この音、録音してお聞かせてしたいくらい良い音!

外はサクサクだが、中はなめらかなマスカルポーネチーズと柔らかく塩気のあるマルタデッラが溶け合う。形は完全にスイーツのシュークリームなので、その味と思って食べると塩っぽくてちょっとしたショックを受ける。しかし、料理長の総菜パンという表現はかなり的確で、食べやすくて軽食にもぴったりだ。

 

肉屋カーニバルには、肉アイスや肉シュークリームの他にも、珍しい肉料理だらけ。土日や祝日はランチもやっているのだとか(ステーキランチはサラダ、スープ、ご飯orパンのセットで1,200円)。

 

もうすぐ秋本番、食欲の秋は思い切って肉食系になってみては?

 


席はカウンターとテーブル。全26席。

 

お店情報

肉屋カーニバル
住所:東京都世田谷区北沢2-14-5 イスズビル 2F
電話番号:050-5787-4013
営業時間:土・日・祝 ランチ 12:00~15:00 17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:無

書いた人:姫野ケイ

ライター。コラムニスト。作家。宮崎宮崎市出身。1987年9月7日生まれ。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトしつつ、ヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れる。現在は、恋愛や性、カルチャーなどをテーマにwebや雑誌で執筆中。ビールと猫が好き。

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