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実は2015年は駅弁誕生130周年! この機会に全国の駅弁がそろう「東京駅 駅弁屋 祭」の人気弁当を調査してみた

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夏休みは終わったけれど、もうすぐそこに9月の大型連休が待っています! そんな楽しいおでかけのお供に欠かせないものの1つに「駅弁」がありますよね。駅弁の歴史を振り返りつつ、東京駅構内「駅弁屋 祭」で購入できる人気駅弁も紹介します。

 

駅弁っていつからはじまったの?

まずは駅弁の歴史について。

諸説あるなかで一般的である、明治18年(1885)に宇都宮で梅干し入りのゴマ塩おにぎりとたくあんを竹皮に包んで販売したのが駅弁第一号と言われています。この説を駅弁元年とすると今年でなんと駅弁は130周年を迎えるのです! 和食が世界的にブームとなっているなかで「駅弁」も日本の食文化として根付いているのですね。

今では当たり前に購入できる駅弁も、鉄道の普及とともに徐々に日本に広まったもの。昭和20年に発売された横浜駅崎陽軒の「シウマイ弁当」や昭和33年に発売された横川駅の「峠の釜めし」など、現在も多くの人に親しまれ誰もが知っている駅弁の一つとなっています。現在は鉄道の高速化が進み、車内でゆっくり弁当を広げる時間がなくなってしまいました。しかし、これから紹介するお弁当は、思わず電車で食べたくなること間違いなしのこだわりが詰まったものばかり! 旅のお供にひとつ選んでみてはいかがでしょうか?

 

不動の人気NO.1! 肉好き歓喜の牛肉煮×牛そぼろ

まずは駅弁の王者でもある『牛肉どまん中』(1,150円)秋田県産のお米「どまんなか」を使用していることからこの名が付けられています。ユニークですぐに覚えられるのも、人気のワケかもしれません。特製のタレで味付けされた牛そぼろと、牛肉煮はご飯の進むおいしさですよ。

 

海鮮好きなら迷わずコレ! 鮭とイクラの親子が魅せる

肉より魚介派だ! という方には「鮭はらこ弁当」(1,100円)がおすすめです。こちらは国産米のご飯のうえに彩り鮮やかないくら醤油漬、鮭フレーク、鮭漬焼きがのっています。口のなかで鮭親子の競演が楽しめますよ。

 

販売開始から50年以上。固定ファンも多い!

こちら「チキン弁当」(850円)は、昭和39年(1964)に誕生した、東京駅で一番のロングセラー駅弁なのです。ランチボックスのようなかわいいパッケージの中身は、玉子そぼろがのったトマト風味ライスと鶏唐揚げ、玉子入りマカロニサラダ、スモークチーズといったシンプルながら誰からも愛される味が詰まっています。

 

容器のフォルムはインパクト大! 一度は食べて欲しい……

申し訳ありません……少しだけ郷土愛をさらけ出させていただきます。こちらは私の地元群馬が誇る駅弁「だるま弁当」(1,000円)です。高崎市の名物「だるま」をかたどった容器が一番の特徴。発売当初は陶磁器の容器が使用されていました。中身は醤油で炊いた茶飯の上に、山菜きのこ煮や鶏八幡巻などがのっています。そして、食べ終わった容器は貯金箱にもできちゃいますよ! おみやげにもぜひ!

 

実食レポ! 東京駅限定の駅弁はとってもお買い得だった

私が一番おすすめする東京駅で買える駅弁はこちらです。その名も東京弁当』(1, 650円)。

実はこのお弁当、1折の中に東京の老舗4店舗の味が楽しめてしまうのです。駅弁で東京の名店巡りを楽しめるなんて、とっても贅沢ですよね。

まずは大正3年創業の人形町にある日本料理店『魚久』の「キングサーモンの粕漬け」。伝統的な製法で一枚ずつ丁寧に焼き上げられています。

続いては言わずとしれた明治28年創業の浅草の名店『浅草・今半』の「牛肉たけのこ煮」。今半ならではの味を楽しめますよ。

玉子焼きは昭和24年創業の築地市場の老舗である本格寿司用玉子焼き専門店の『築地・すし玉青木』が手がけた逸品。国産たまごのみを使用して焼き上げています。

明治33年に創業した『日本ばし大増』の「野菜のうま煮」にも注目です。レンコン、カボチャ、サトイモ、ニンジンなど9種類の野菜をダシで炊き、あっさりとした味わいに仕上げています。

 

どのおかずも老舗ならではのこだわりが満載で、食べ進めるのがもったいないほど。

お弁当箱の中には、東京駅丸の内駅舎のポストカードも入っています。

 

ロングセラー駅弁一つひとつに歴史や旅人の思いも詰まっています。東京駅構内にある「駅弁屋 祭」には、100年を超える駅弁から新作駅弁まで常時170種以上の駅弁がそろっています。東京駅から旅をスタートする人はもちろん、忙しくてなかなか旅に出られない人も、このお店に立ち寄って駅弁を購入してみると、ほんの少し現実から離れられるかもしれません。駅弁にはそんな不思議な魅力があります……。

 

書いた人:わたりみお

編集兼ライター。突然、務めていた編プロが倒産したことをきっかけに、フリーライターとしての活動を開始。旅行誌を中心にさまざまなメディアで執筆。某旅行紙にて都内おみやげ特集を担当。年間150点以上のおみやげスイーツと戯れている。得意エリアは東京駅・丸の内。

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