【アメリカ西海岸 最新レポ】 食べるとやみつきになる前菜「アーティチョーク」

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カリフォルニアのソウル・フードといえるものの1つに「Artichoke(アーティチョーク)」があります。日本語にすると、朝鮮アザミ。その名前だけ言われても、いったいどんな料理なのかパッと思い浮かぶ人はおそらく少ないのではと思います。
アーティチョークは、カリフォルニアではたいていレストランの前菜のメニューにあります。これを注文すると、スチームされた(蒸された)朝鮮あざみが運ばれてきます。レモンなどと茹でるケースもあります。
食べ方はシンプル。花と果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外からむいて、その苞片基部の肉質部分を、歯でまるでしごくように食べていきます。そして最後、花托部分を切り分けて食べますが、この部分が実は一番おいしいのです。タルタルソースやオリーブオイルをつけて食べます。
アーティチョークの食べる部分にはでんぷんが豊富で、食感はまるでいものよう。甘い味わいで、1枚2枚・・・と食べているうちに、思わずやみつきになります。
アメリカをはじめ、ヨーロッパでもよく食べられています。インドでは二日酔い防止の飲酒後にお茶に混ぜて飲まれていますし、ベトナムでも乾燥させてお茶のように飲みます。日本で朝鮮アザミといえば、江戸時代にオランダから渡来したものの、いまや食べるものでなく観賞用がほとんどです。
(Written by AS)
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