【Interview】時の流れが娯楽になる!?時間を眺めて楽しむアプリ「Lifecount」のエンタメ性

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人は生まれて1年も経つと、その人生を日数ではなく、年数で数えるようになる。例えば、現在30歳であれば、誕生から30年目と、表すのが普通だろう。

しかし、時間というのは実に面白いもの。30年の人生も、日数で換算すれば1万950日。見方によっては、味わい深く感じられたりもする。

そんな楽しみ方を提供してくれるのが、「Lifecount」だ。記念日や誕生日などを任意に設定すると、その時点からの経過時間をカウントアップ。人生のさまざまな時間を眺めて楽しむという、究極にシンプルなライフログアプリである。

開発元は、デザインを通じて多彩な事業を展開するトライアンド。同社デザイナーの楠 侑磨(くす ゆうま)氏が、取材に応じてくれた。

・何気なく過ごす日常を違った視点で楽しめる

Q1:まずは、「Lifecount」開発のきっかけと経緯から、お聞かせください。

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弊社の業務外活動の一環として、「アプリ部」という部活動のようなことをしています。「Lifecount」は、その取り組みの中で誕生しました。

さまざまな出来事が平行して起こり、進んでいる様子を眺めて楽しむと、普段とは違う発見があります。何気なく過ごしている日常を、違った視点から楽しんでもらいたい、という思いが込められています。

Q2:「Lifecount」とは、どんなアプリなのでしょうか。

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「Lifecount」は、非常にシンプルなアプリです。カウントアップという、特定の日時から現在までの経過時間を表示する機能を主軸に置いた、ライフログアプリです。

このアプリの使い道は、人それぞれです。機能を詰め込むのではなく、厳選された機能のみに絞ることで、利用方法が限定されないように注意しました。悠久の時の流れを感じてみたり、大切な記念日を思い出したり。進んでいくカウントを眺めて楽しみます。

特徴は、リフレッシュ機能です。それまでのカウントをヒストリーに蓄積し、新しいカウントを始められる機能です。タイトルはそのままで、カウントをリセットするので、繰り返し行う作業をカウントする、といった使い方ができます。また、一時停止機能を使えば、ある行為をしている最中のみ、カウントすることも可能です。

単に経過日時を確認するだけではなく、表示される数字を見て楽しめるように、デザインにも気を使っています。個別に表示方法を年/日/時/分/秒から選択できるので、それぞれのカウントに適した表示で、楽しむことができます。

・リフレッシュ機能で次の実行日を決められる

Q3:本アプリは、日常生活のどういった場面で役に立つのでしょうか。

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勉強の記録を残して、モチベーションアップにつなげたり、自分が生まれてからの日数を眺めて楽しむことができます。

また、定期的にこなしているタスクをこのアプリに登録し、リフレッシュ機能を利用することで、また違った使い方も考えられます。

例えば、掃除をした日にカウントアップを始めると、前回の掃除から何日経過しているかが表示されます。

特徴であるリフレッシュ機能を使用すると、掃除の履歴が蓄積されていき、その内容から周期を読み取れば、次の掃除をいつにするか決める手がかりとなります。一時停止機能を使い、道具の累計使用時間を記録する、なんて使い方も可能です。

Q4:今後の展開について、教えてください。

「Lifecount」については、機能を削ぎ落したシンプルなアプリという点は残しつつ、要望次第で新しい機能の追加や、より上級者向けのバージョンアップを考えています。「アプリ部」というくくりでも、まだまだ新アプリを制作していく予定です。

スタイリッシュなデザインも魅力の本アプリ。美しいフレームの中から、人生の時の流れを感じ取ってみてはいかがだろうか。

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Techable

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