【Interview】読めばよく眠れる!?睡眠を科学する健康メディア「CIRCLE」に接近
現代人を悩ませる睡眠不足。特に、日本の有業者の平均睡眠時間は7時間48分と、先進国の中でも、かなり短いことが判明している。(※)
そんな状況を改善すべく誕生したのが、総合健康メディア「CIRCL(サークル)」だ。
睡眠に関する最新情報を厳選し、科学的見解を交えながら、わかりやすく解説。まだまだ謎の多い「睡眠」を、親しみやすい記事で紹介している。
提供元は、睡眠から得られる価値の発掘と啓発に挑むTWO。代表取締役の東 義和(あずま よしかず)氏に、話を聞いた。
・睡眠の重要性をもっと多くの人に知ってもらいたい
Q1:まずは、「CIRCL」提供のきっかけと経緯から、お聞かせください。
日本において、慢性的に睡眠が不足していると感じている人は、1/3にも達します。睡眠不足は体の不調だけでなく、中長期的に心や体の健康に、重大な影響をもたらすことが、最近の研究で明らかになりつつあります。
また、少子高齢化の進行により、医療費の高騰が避けられない中、睡眠は病気になりにくい心身を作るという、「予防医学」の役割も担うものとして、注目が集まってきています。
睡眠には未知なる領域も多い分、無限の可能性を秘めていると言っても、過言ではありません。私たちはまず、メディア「CIRCL」を通じて、睡眠を軸にした統計的、科学的根拠に基づく情報を多くの方にご提供したいという思いを持ち、事業を開始致しました。
Q2:「CIRCL」とは、どんなメディアなのでしょうか。
「読めば読むほど、よく眠れるようになる」を、コンセプトにしたメディアです。
健康に関する情報は、世の中にあふれていますが、それらを見極め、科学的根拠のある正しい情報を得ることは難しい、と感じている方が多いのも事実です。
また、科学の進歩に伴う最新の研究成果やテクノロジーの動向などを、常にトレースし続けるのも骨が折れます。
このように、難しいとされがちな「科学的根拠に基づいた」「正しい」情報や独自の統計データなどを駆使して面白く、わかりやすく伝えるのが「CIRCL」なのです。
Q3:ユーザーに訴求するため、コンテンツ制作ではどのような工夫をされているのでしょうか。
食事・ライフスタイル・仕事など、カテゴリ別の記事展開のほか、体内時計を意識して、「朝・昼・夕・夜」といった各時間帯別でも、記事をカテゴライズできる機能を設けました。
また、難しい専門用語や、聞きなれない横文字をなるべく排し、専門知識などがなくても、気軽に楽しく読んでいただけるつくりにしています。
・海外版も近日ローンチ予定
Q4:超寝不足大国日本で、「CIRCL」にどのような役割を果たしてほしいとお考えですか。
まず睡眠が、日々の健康や日中のパフォーマンスと、いかに密接につながっているかを知っていただくととともに、「CIRCL」で知り得たさまざまな行動習慣や、より良い睡眠につながる情報を日常生活に取り入れ、実践することで、心身の充実やパフォーマンスの向上を体感する、より多くの方がそういった成功体験を積み重ねるきっかけを担えればと、そう考えております。
Q5:今後の展開について、教えてください。
私たちは、この「CIRCL」の日本語版(※海外版も近日ローンチ予定)を皮切りに、今後も複数の事業軸において、さまざまなサービス・プロダクトを展開していきます。(中略)
世界の人々の睡眠をマネージメントし、より価値のある毎日を創造する「プラットフォーム」となるべく、これからも新たなサービス・プロダクトを発信していきます。どうかご期待ください。
既にシンガポール法人も設立しているという同社。「CIRCLE」の理念が世界に広まり、人々の健康に貢献できれば、こんなにうれしいことはないだろう。
(※参考資料:平成23年 総務省社会生活基本調査)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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