ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

ひろゆきイズムの継承者になりたい!『2ちゃんねる』ブラウザの作者・山下遼太インタビュー 後編

長田: かなり『Sleipnir』の影響を受けていらっしゃるんですね。

山下: そうですね。かなり受けています。

■プログラムを始めた頃
長田: 今って、おいくつなんですか?

山下: 25歳です。

長田: ずっと、プログラムばかりやっておられたんですか?

山下: いえ。プログラム始めたのが大学に入ってからなので…5年前くらいからですね。そもそも『Jane Style』を作り始めたのが、初のプログラミング経験でしたから。大学、文系(経済)に居てまして……、その、大学ってとにかく暇じゃないですか(笑)。かといってお金はなかったですし。それで(プログラミングを)始めたんです。

■Delphiという開発環境
長田: それで、Delphiと出会って?

山下: 昔からプログラムには興味があったんです。ただ、プログラミングをやりたいと思っていても、何を作ったらよいかわからないのが一つ目のハードルだと思うんです。特に今は「欲しいな」と思うソフトは窓の杜やベクターに行けば手に入っちゃう状態ですし。

当時、発展途上段階であった『2ちゃんねる』専用ブラウザと出会えたのは幸運だったと思います。言語がDelphiなのは、『Jane Style』がDelphiで書かれていたから、というだけの話です(笑)。また、Delphi6っていうのは当時(開発環境が)無料で配られていたというのも大きいですね。だからお金がなくても始められたんです。使ってて、良かったな、と思うのはコンパイルの速さですね。

長田: 速いですか?

山下: コンパイルするためのキーを押して、5秒くらいで確認できますから楽ですよ。C++とかに比べると断然に速いと思います。

■プライベートについて
長田: 作業するときのこだわりとかありますか?

山下: こだわり…うーん、『iTunes』で音楽を聞きながら、ってところくらいですね(笑)
洋楽でもJ-POPでも、何でも聴きます。

長田: 唐突ですが、どんな幼少をお過ごしになっていましたか?ご自分で説明するのは難しいとは思いますが。

山下: 外でよく遊ぶタイプだったと思いますよ。家より外のほうが好きでしたね。

長田: ステレオタイプなイメージだと、プログラマさんは家で本を読むのが好き!みたいな風に勝手に思っていました。(笑)好きなスポーツとかありますか。

山下: 実は、大学に入ってからゴルフをはじめました。そこで出会えた友人や人間関係を今でも大切にしてます。あと、大学時代のアルバイトは、ゴルフつながりでキャディをやってました。「お客さんナイスショットです!」とか言ってました(笑)。

■これからプログラマを目指す方々へ
長田: 最後になりますが、第2の山下さんを目指している方に、一言ありますか? オープンソースからカスタマイズなどを経てソフトを作り上げ、そして起業するといった山下さんのスタイルは、今後の指標のひとつとなりうるのではないかな、と僕は勝手に思っています。僕も山下さんになりたい! という若い方にアドバイスをお願いします。

山下: 好きなことを続けていくが重要だと思います。僕は、やっぱりプログラミングが好きです。確かに、やっていてなかなか巧い具合に機能追加できなかったりバグが取れなくてイライラすることもありますけど、イライラしているときですらそれを楽しんでいる自分が居ます。もちろん、うまく行ったときの達成感は最高です。プログラムに完全に没頭できる「ゾーン」に入り込んだときの充実感はたまらないですね。どんな開発環境であれ、自分のやりたいことを貫けば、結果は自然と付いてくると思います。

長田: ユーザーさんの声に報える、というところも大きそうですね。

山下: 普通の生活ではなかなか日常で人に影響を与える場面ってほとんど無いじゃないですか。僕の場合ゼミとかサークルとか、(その当時のレスポンスという意味では)10人20人が精一杯でしたが、プログラミングの場合となると、1万人の声、10万人の声っていうのを得ることが可能です。そういった声が励みにもなりましたし、うれしかったですし、楽しかったです。作ったものをアウトプットできるのであれば、どんどんみんなに見せていくのがいいと思います。自分一人では気づかなかった点に気づけると思います。

長田: 今のユーザー数って、わかっている所で40万人位ですよね。40万人のユーザーの皆さんに、一言お願いいたします。

山下: 皆さんの期待を裏切らないように、便利な機能の追加や強化、不具合の修正をしていきたいと思います。また皆様に喜んでいただけるソフトウェアやサービスを継続して提供できる仕組みをもった会社を作りたいと思います。これからもご支援よろしくお願いいたします。あと、開発や心意気に興味がある方は、ぜひ声をおかけください。「会社情報 | 株式会社ジェーン」のメールアドレス宛にお問い合わせください。大阪はいいところですよ(笑)!

長田: 今日はありがとうございました。

山下: ありがとうございました!

執筆: 長田

他のインタビュー記事はこちら
【ぶっ通し6時間インタビュー】芸能記者の仕事! 記者X氏に聞きました(前編)
NHK出演者に聞く「テレビはこれからどこへ行く?」
映画『イエスマン』原作者インタビュー! ハッキリとイエス・ノーを言えない日本人?
伝説の料理番組『世界の料理ショー』グラハム・カー氏インタビュー
【モゲラプロジェクト】Flashゲームクリエーターインタビュー powered by 0stage 第1回:石井克雄(前編)

前のページ 1 2
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。