ウォルトが所属していた“秘密クラブ”とは? 謎多き映画『トゥモローランド』についてMr.都市伝説 関暁夫を直撃!

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2012年、ディズニーが新たに企画している映画の主役としてジョージ・クルーニーと交渉中であると米映画業界紙『バラエティ』が報じて以降、日本にはなかなか情報が入ってこなかった謎のプロジェクト『1952』。全世界で様々な憶測を呼び、極秘プロジェクトとして水面下で進められていた映画『トゥモローランド』が2015年6月6日(土)に日本公開されます。

ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかった、さまざまな資料をもとにスタートした本作のプロジェクト。未来を夢見る17歳の女の子と“トゥモローランド”の存在を知る男が、イマジネーションあふれる“未知の世界”の謎に迫っていく物語とのことですが、詳細は未だ謎だらけ!

“トゥモローランド”って何? ウォルトは何を計画していたの? 今回は、日本のミステリーテラー、Mr.都市伝説関暁夫氏に直撃インタビュー。「天才達の秘密クラブ」「イッツ・ア・スモールワールドが改装中の理由」など色々とお話を伺ってきました。

1枚の画像からメッセージを読み解け! 謎の数字の正体は?

―この映画『トゥモローランド』、6月公開なのにまだまだ謎だらけですよね。関さんはどの様に見ていますか?

関:まず、この映画『トゥモローランド』はちょっと緊急的だぞ、と言っておきたいですね。Mr.都市伝説と名乗っていて、エンターテイメント的にやっていると思われる方もいるかもしれませんが、マジだぞと。このインタビューの中にもいくつかメッセージが隠されていますので、それは自分で探してください。

―ディズニーが仕掛ける極秘プロジェクト、とてつもない秘密が隠されていると……?

関:これはディズニーが裏で意図的に働きかけている“リクルーティング”ですね。ディズニーに携わる様々なシステムやネットワークで動いているけど、世界中からハッキングされる危険がある。そのハッキングを防止する優秀なスタッフを映画と通して募集しているわけ。これまで、この映画について少しの画像と動画しか公開されていませんが、一番のメッセージはこの静止画から始まっています。それを読み取るんです。ジョージ・クルーニーが話しているシーンの画像をよく見てください。左下に数字が書かれていますよね。これが謎を解くパスワードなんです。

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この時代、大手の企業は優秀のハッカーを雇っています。そして、そのハッキングを防止するには、こちらもまた優秀なハッカーを探さなくてはいけない。そのリクルーティングがこの映画を作り出す発端になっていると思われますね。後はジョージ・クルーニーの背後に、いくつもモニターがあって、ここには世界的な事件が映し出されています。これは、これから何かが起るという啓示の一つかもしれません。

本当の天才“ニコラ・テスラ”とは?

―映画の中で「トゥモローランド」は19世紀から20世紀に活躍した賢人が作った“すべてが可能になる世界”として登場しますが、その賢人たちはトーマス・エジソンなど、名だたる人ばかりだそうですね。

関:そう。ウォルトの死後、ディズニー社の保管庫から出て来た資料には、すごい偉人たちの名前が書かれていて、「プルス・ウルトラ」という秘密クラブが存在した事が明らかになった。ウォルト・ディズニー、アインシュタイン、エジソン、もちろん全てすごい人だけど、一番重要なのは「ニコラ・テスラ:という人物がいたこと。映画に彼の名前が出て来るということは、大きな驚きですよ。いよいよ“始まる”ぞって事。

―ニコラ・テスラという方、私も恥ずかしながら知らなかったのですが、ラジオ、ラジコン、蛍光灯、様々な発明をした偉大な方なのですね。

関:日本ではエジソンが天才と言われていて、もちろんエジソンも偉人だけれど、本当の天才はニコラ・テスラですね。彼は、火星と交信していたとも言われています。

ニコラ・テスラの名を使っている企業「テスラモーターズ」は2010年「トヨタ」と資本提携した事を発表しました。このテスラモーターズの代表者イーロン・マスクという人もこの映画に出てきますが、彼は“フリーエネルギー”を世に広めようとしている革命者です。

テスラモーターズの車は電気を使って走るので、ガソリンを使いません。もう、オイルの時代では無くなる、エネルギー転換期が来ているということ。するとガソリンで利益を得ている人は困って、色々なアクションを起こす。2015年に世界で起っている事件は全てここにつながってくるというわけです。

―今、お話を聞いていて鳥肌がたってしまいました。全て過去から現在につながっているんですね。

関:もっと興味深い話もあります。ジョン・F・ケネディを暗殺したのは、リー・ハーヴェイ・オズワルドと言われていて、逮捕されましたが、ケネディのボディガードは彼じゃないと証言している。実際には、その影で別の3人が逮捕されています。

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警察官の後ろにいるのは、UFO調査機関のフレッド・クリフマン、後ろ2人がCIAの工作員です。なぜUFO調査機関の人物が銃を持ってケネディの演説を聞いていたのか。そして、火星と交信していたニコラ・テスラの名を継いだ会社テスラモーターズが『トゥモローランド』に出て来る。これはもう宇宙の秘密が明らかになる日が近いという事なのかもしれません。

「イッツ・ア・スモールワールド」は未来への入り口

―映画では「イッツ・ア・スモールワールド」が「トゥモローランド」への入り口となっていますが、もしかして本当にディズニー・ワールドには秘密の入り口があるのでしょうか。

関:アメリカのフロリダにある「エプコット」にウォルトの未来予想設計の一部があるのではないかと、噂はずっとありますね。現実とのリンクポイントの一つですが、イッツ・ア・スモールワールドが未来への入り口になっている。最近、東京ディズニーランドもイッツ・ア・スモールワールドの改装をはじめましたよね? ということはもうすぐ何かが起るんだよ、と。この事は自分の身を守る知恵として知っておいてください。

―こうして一つの映画から、未来へつながるヒントを得られるなんて、今日お話を伺って頭を思い切り使った感じです。

関:日本人って映画をドラマの延長で観てしまいがちだけれど、映画というのは“作品”なわけ。ドラマで描けない事を監督やキャスト、クリエイターが一丸となってメッセージを伝えたがっているんですよね。今まで隠されたいた事がどんどん出て来る時代ですから、お子さんがいる方は親として未来の情報を知って、選択肢を与えるべき。我々一般人は知らない間に誰かが作り出した未来予想図のレールの上を歩かされています。それを支配と呼ぶのか、管理と呼ぶのかは人次第だけれど、ウォルト・ディズニーは選択肢を与えようと「トゥモローランド」を計画したのかもしれません。

もちろん、この映画はエンターテイメントとしても純粋に楽しめる作品です。でも、本質のメッセージは大人にむけている。情報はお金を出して得る時代です。待っているだけでは真実は分かりません。

―最後に、ずばりウォルト・ディズニーという人はどんな人物だったと思いますか?

関:ウォルトは、成功前はその時代を一生懸命生きている人の一人に過ぎなかったと思います。でもこうして「トゥモローランド」といった未来予想図を描く事は一クリエイターとしては不可能ですよね。ですから、諜報機関の人とのコンタクトもあったでしょう。そして、優秀な人物の遺伝子は冷凍保存されています。一人の人間を作り出す技術が発達している現在、もしかしてウォルトを生きていて、どこかで暮らしているかもしれませんよ。信じるか信じないかは、あなた次第です!

―今日は大変貴重なお話ありがとうございました!

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ちなみに、今回関さんをインタビューさせていただいた場所は、東京・自由が丘にある「セキルバーグカフェ (SEKIELBERG CAFE)」。都市伝説好きにはたまらないインテリアの中で、絶品ブレンドコーヒーから個性的メニューまで色々と味わえます。

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都市伝説マッチはお土産に!

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『トゥモローランド』予告編:https://www.youtube.com/watch?v=yaCoPNKuOoM

『トゥモローランド』
公開表記:6月6日(土)、全国ロードショー
配給表記:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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