今ある映画をぶち壊せ!「10代の映画祭」が作品募集を開始
「10代の映画祭」メインビジュアル
10代のつくった映画だけを上映する映画祭「10代の映画祭」が、8月に渋谷UPLINKにて開催されることが決定した。それに伴い、6月12日(金)まで作品を募集している。
条件は「監督が10代であること」
2014年に初開催された同映画祭は、初回、10代の監督による作品上映とトークセッションが大盛況に終わった。2回目となる今回からは、正式にサイト内での作品募集を開始。
映画祭とはいっても賞やグランプリが用意されているコンペティション形式ではなく、現在活躍している監督の作品からまだまだ無名な監督の作品まで幅広く上映し、10代のつくる映画から垣間見ることができる今後の「映画」そのものについてまで掘り下げていく予定だ。
映画をつくってみたいと思っている10代は、ぜひこのチャンスに作品をつくって応募してみてはいかがだろうか。
17歳現役高校生がオーガナイズ
この映画祭を企画・オーガナイズするのは、自身も10代という現役高校生・安藤勇作さん。中学時代からYouTubeやVimeoといった動画サイトで同年代のつくる動画や映画を見て、当時はまだ少なかったまとめサイトを運営していた。
しかし、自分のピックアップする作品の中には内輪でしか盛り上がりを見せていないものもあり、もっと多くの人に彼ら10代の作品を見てほしいという思いからこの映画祭を発足したという。
メインビジュアルとディレクションを担当するのも同じく10代の大倉龍司さんとスズキケンタさん。まさに10代が自発的に開催する映画祭ということで、いったいどんな「映画」を、そして「映画祭」を若い映画作家たちが提示するのかが期待されている。
2015年の今、カメラや編集ソフトは格段に手に入りやすくなり、YouTubeやVimeoといった動画サイトの登場によって全世界に向けて作品を発表できるようになりました。仲間がいなければ、Twitterで集めればいい。映画をつくりたい、その思いだけで行動に移すことが可能な時代なのです。そしていま、10代を中心とした映画製作のブームが世界的に起こりつつあります。
そんななかで、いま話題の監督の作品や、大量の動画の中に埋まっている10代の作家による映画たちを掘り起こすべく、このような映画祭を開催します。まだまだ荒削りではあるものの、「これは映画ですか?」と問いかけてくるような、いまある「映画」の概念をぶち壊すパワーに溢れた作品たちが今年も私たちをワクワクさせてくれることでしょう。
「10代の映画祭」公式サイトより
引用元
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