アレクサンドル・アジャ監督作『ホーンズ 容疑者と告白の角』 ラドクリフらが200匹の蛇と共演した感想を語る

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公開がいよいよ5月9日に迫った映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』
『ピラニア3D』『ヒルズ・ハブ・アイズ』『ハイテンション』などの容赦無いゴア・ホラー映画を数々手がけてきたアレクサンドル・アジャ監督がおくりだす今作は、スティーブン・キングの子息であるジョー・ヒル原作小説ダニエル・ラドクリフ主演で映画化したものです。


恋人殺しの容疑をかけられた青年・イグに、ある日突然“人々に真実を語らせる角”が生えてくるというファンタジックなストーリーですが、悪趣味いっぱいのブラックコメディであり、ミステリーであり、スリリングなサスペンスであり、オカルトホラーでもある会心のエンターテイメント作となっています。今作の魅力について監督にもインタビューしているので、そちらもぜひご覧あれ。

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そんな今作の撮影現場からのエピソードと写真が到着いたしました。
真実を語らせる角の悪魔的な力を得たイグのしもべとして沢山の蛇が登場するのですが、蛇と撮影した感想をアジャ監督、主演のラドクリフ、恋人役のジュノー・テンプルが語ってくれておりますッ。

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<アレクサンドル・アジャ監督>
200匹もの蛇を使って撮影したことがあったんだけど正気の沙汰じゃなかったね。1匹も失わないように慎重に扱ったよ。しかも蛇は演出ができないから、セットのいたるところに蛇がいるのは特別な気分だったよ。撮影中にカメラの上を蛇が越えていくんだけど、大の男が動けなくなるんだ! だって蛇が首のところにいるからさ!! でも映像的には最高のものになったよ。

アジャ監督にも怖いものってあるんだね……。

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一方、蛇と接するシーンの多かったラドクリフは。

<ダニエル・ラドクリフ>
僕の首に巻き付いていた蛇は、体長が約2mあるビルマニシキヘビだったんだけど、楽しかったし、とても可愛いと思ったんだ! 生きた蛇100匹の蛇が出てくるシーンがあって、確か昔炭鉱で、今は博物館になった場所で蛇が退避できるように小さな穴や割れ目が作ってあるセットで撮影した日のこと。でもその夜数えたら、1匹足りなかったんだ……

一匹足らないってそれやばいやつ! ちなみに、午前4時まで撮影現場の全員で探し、ヒーターの下でぬくもった石の裏にいたそうです。しかし蛇と共演してなんだかとっても嬉しそうなラドクリフ。『スネーク・フライト2』とかあれば主演でどうかしら?

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<ジュノー・テンプル>
蛇に関してはラッキーだったわ! 死人用のコンタクトをつけていたから、全部ぼやけて見えなかったの。瞳孔を覆っていたから、蛇は見えなかったしね!

余裕のコメントのジュノー。とはいえ、体中を蛇に這われるかなり恐ろしいシーンを演じている彼女。ものすごく度胸のある発言ですが、映画本編ではキュートな魅力いっぱいの繊細な女性を演じております。そのギャップにも是非ご注目あれ。

映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開です。ゴールデンウィークの締めにいかが? 公開をどうぞお楽しみに!

『ホーンズ 容疑者と告白の角』(原題:HORNS)

監督:アレクサンドル・アジャ『ピラニア3D』『ヒルズ・ハブ・アイズ』
出演:ダニエル・ラドクリフ『ハリー・ポッター』、ジュノー・テンプル『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『マレフィセント』
配給:ショウゲート 提供:日活、松竹、ショウゲート
公式サイト:Horns-movie.jp[リンク]

<ストーリー>
恋人殺しの汚名を着せられたイグ。最愛の彼女メリンを失いその容疑をかけられるという地獄のような日々を送っていたある日、目を覚ますと角が生えていた。その角は誰もが真実を語りだす不思議な力を持っており、イグはその<告白の角>を使い真犯人を探し出そうとする…人々の疑惑・本音が押し寄せる中、真犯人の手掛かりを掴んだとき、メリンの死のもっとも悲しい秘密が明らかになる―。

(C)2014 The Horns Project, Inc. All Rights Reserved. 2013年/アメリカ・カナダ/シネマスコープ/5.1ch/R15+/120分/字幕翻訳:高内 朝子

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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