ジェイク・ギレンホールがパパラッチを怪演! アカデミー脚本賞ノミネート『ナイトクローラー』日本公開日決定
ロスが眠りつく深夜に、警察よりも先に事件・事故現場に駆けつけて被害者の姿を映像に収める報道スクープ専門のパパラッチ。通称”ナイトクローラー”をジェイク・ギレンホールが演じ、これまでなかったテーマをセンセーショナルかつリアルに描き、アカデミー賞脚本賞ノミネートを果たした衝撃作『NIGHTCRAWLER』。日本でも、そのものズバリ『ナイトクローラー』として、2015年8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかで全国公開されることが決定されました。
『ブロークバック・マウンテン』でもアカデミー賞にノミネートされたジェイク・ギレンホールは、父親が映画監督で母親が脚本家、そして姉が『セクレタリー』『クレイジー・ハート』などで知られるマギー・ジレンホールという映画一家。その彼が、ハイエナのように夜のL.Aを這いまわり、手に入れた映像をテレビ局に売りさばく姿を怪演。一見、普通に見える男が底なしの狂気を持つ様を演じきっており、ロバート・デ・ニーロが演じた『タクシードライバー』のトラヴィスの再来という声も。
視聴率の為に、倫理を踏み外した映像を欲しがるテレビ業界の裏側と、それを非難しつつも、目を離せず欲してしまう現代社会の闇に鋭く迫る本作。
解禁となったポスタービジュアルでは、カメラを手に闇夜に不気味に佇む主人公のルー(ギレンホール)。足元には何かの破片が激しく散乱し、それをカメラのライトが照らしている。 “他人の〈破滅〉の瞬間に、カメラを持って現れる-”というキャッチコピーが、ルーや本作がえぐる社会を余すとこなく物語っています。
監督・脚本は、『ボーン・レガシー』の脚本を手掛けたダン・ギルロイで、本作が初監督作。米国レビューサイト『Rotten Tomatoes』で満足度95%を叩き出したということもあり、ジェイクの演技とそのストーリー展開から目を離すことは難しそうです。
『ナイトクローラー』
8月22日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー!
監督・脚本:ダン・ギルロイ『ボーン・レガシー』脚本
出演:ジェイク・ギレンホール『ミッション:8ミニッツ』、レネ・ルッソ『マイティ・ソー』シリーズ、ビル・パクストン『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ギャガ
配給:ギャガ
原題:NIGHTCRAWLER/2014年/米/英語/118分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:風間綾平/映倫<G>
映画『ナイトクローラー』公式サイト
http://nightcrawler.gaga.ne.jp/
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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