スリムクラブに地元の新名所『沖縄おもろおばけ屋敷』の楽しみ方と周辺グルメ情報を聞いてみた

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今年3月に開業したばかりの沖縄の新名所“沖縄おもろおばけ屋敷”。那覇市・国際通りの沖縄三越跡にあるエンターテイメント施設“HAPINAHA”の3階から6階によしもとがオープンしたこのアトラクションは、何やら笑いと恐怖で来場客を楽しませてくれるのだとか。今回は沖縄出身のお笑い芸人・スリムクラブ(真栄田賢さん、内間政成さん)のお二人にその魅力を教えてもらいつつ、おまけに施設周辺のグルメ情報についても聞いてみました。

“沖縄おもろおばけ屋敷”とは?

――“沖縄おもろおばけ屋敷”とは、どんな施設なんですか?

内間:世界初の“キャストが全て芸人”というおばけ屋敷です。怖いだけじゃなくて、お笑いだったり、参加者が力を合わせて何かにチャレンジしたりと要素は盛りだくさんです。その中で石敢當(いしがんとう)という沖縄のお守りを8つ集めて、ゴールを目指していきます。

――冒険する中でアイテムを集めていくわけですね。

真栄田:建物がめっちゃ広いんですよ。最大8人ずつ参加するんですけど、クリアまでに平均35分くらいかかるんです。だから、コストパフォーマンスはいいですよ。

――案内役とおばけ役が全て芸人さんだと人件費もかかってそうですが……。

真栄田:そこは芸人が耐えてるんで大丈夫です(笑)。

――なるほど(笑)。まだオープンから間もないですが、かなり人気のようですよね。

真栄田:沖縄には“おばけ屋敷”と言われる施設がないんで、観光客だけじゃなくて地元の人もかなり足を運んでいるみたいですね。

――県内では珍しい施設なんですね。

真栄田:本当におばけが出る廃墟とかはありますけどね(笑)。

内間:学生時代に名護の廃墟にいったら、ビックリするくらい下半身がギンギンになりましたよ。外国人の霊がいるらしくて、たぶん憑りつかれたんだと思います。

真栄田:アレはヤバかったですよ。怖くて近寄れなかったですもん……。

内間:“沖縄おもろおばけ屋敷”なら、そんな弊害もなく純粋に楽しめるので安心してください。

真栄田:あとは、僕が館内のナレーションを務めているのでそちらも注目して欲しいです。

――真栄田さんの声、暗いところで聞くと怖そうですね。お二人が注目していて、キャストでこの芸人さんと会えればラッキーという人はいますか?

真栄田:セブンbyセブンですね。東京にいる沖縄出身のコンビなんですけど、おばけ屋敷のために沖縄に強制帰還させられたんですよ(笑)。

内間:モノマネが得意なんで、見つけたらお願いしてみるといいですよ。

真栄田:萩原流行さん、すしざんまいの社長、大勝軒のオーナー、あとはたまに『ストリートファイターⅡ』のベガが見られたら当たりの日ですね。

――見かけたらお願いしてみます! ちなみに、お二人がおばけ以外でいちばん怖いモノって何ですか?

真栄田:“税金”ですかね。あとは“気を持たせる女”が怖いです。最初に言ってくれよ、お前も時間の無駄だろって思います。

内間:僕は“家のローン”ですね。世田谷に家を買ったんですよ、6000万の。35年ローンで金利が恐ろしいです。でも欠陥住宅で、見たことがない虫も飛んでるんですよ。怖いです。

――『探偵!ナイトスクープ』の世界ですね(笑)。

内間:探偵さんに依頼してみようかな。床は断熱材が入っていないから異常に冷たくて、天井は屋根裏がないから逆に暑いんですよ。建築士が「“なぞなぞ”みたいな家だね」って言ってました。

――ローン返済、頑張ってください……。最後に、おばけ屋敷の近くでオススメのグルメ情報があれば教えてください。

真栄田:すぐ近くに“名護そば まきし食堂”っていうお店があります。広い食堂なんですけど、ステーキ、そば、定食、なんでもあるんですよ。

――オススメの料理は?

真栄田:“ポーク玉子”と“ゆしどうふ”ですね。安くてめっちゃウマいんですよ。店の雰囲気はだいぶおばけ屋敷ですけど(笑)。あと、店の女将さんが日替わりで好きな位置に眉毛を描いていて面白いです。ホラーです。

――貴重な情報ありがとうございます(笑)。“沖縄おもろおばけ屋敷”と一緒に行ってみます!

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“沖縄おもろおばけ屋敷”に行ってみた

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“沖縄おもろおばけ屋敷”を筆者も体験してみました。

婦人服売り場

話に聞いていた通り、おばけ屋敷特有の恐怖体験にビビりつつも、キャストの芸人さんとコミュニケーションを取りながら進んでいくため、常に笑いが絶えません。

テーブルウェア トイレ

チームで協力してクリアするようなゲームもあり、知らない人同士の参加者でも次第に団結力が増していくのが不思議と楽しいです。とにかく、怖がったり笑ったりと大忙しで大変でした。

婦人服その2

友達やカップル、家族連れなど、どの層でも楽しめる新名所。もちろん筆者のように一人で参加してもチームを組んでくれるので、ぜひ沖縄に訪れた際は足を運んでみては?

<入場料>
大人1200円、学生1000円、小学生700円

“沖縄おもろおばけ屋敷”公式サイト:
http://www.yoshimoto.co.jp/obake/

“名護そば まきし食堂”にも行ってみた

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真栄田さんオススメの“名護そば まきし食堂”は、“HAPINAHA”前の道路を挟んですぐ向かいのビルの3階にありました(“ステーキハウス 88 国際通り店”の上)。

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教えてもらった通り、ポーク玉子(530円)とゆしどうふ(280円)をいただきました。ポーク玉子にはライスとみそ汁も付いています。

ポーク玉子は、シンプルな味付けのふわとろ玉子焼きと、ビールや泡盛によく合いそうなポーク(スパム)の組み合わせ。

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ゆしどうふは、程よく塩気の利いた極うまスープにかた過ぎずやわらか過ぎずな豆腐がごろり。

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毎朝、出がけに食べていきたくなる優しい味わいでした。

ちなみに、お店のメニューは100種類以上。しかも驚きの24時間営業! 滞在中は何度でも訪れたくなる、居心地もバツグンの食堂でした。なお、筆者は名物の(?)女将さんには出会えませんでした。残念!

<店舗概要>
住所:沖縄県那覇市牧志3-1-6 勉強堂ビル3階
アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩3分
営業時間:24時間
定休日:不定休

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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