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FlashのAndroid対応に注目集まる アドビが最新技術とトピックを紹介するイベント『Adobe MAX 2010 RETWEET』開催

“出世払い”も可能なネクストファンの検証機レンタルサービス

基調講演の最後には、Android端末向けに制作したコンテンツを実機で動作検証できるサービスを紹介。Androidタブレット端末を輸入・販売するネクストファンが、実機を検証用に利用できるレンタルルームを1日300円で提供しているとのこと。この料金は“出世払い”も可能ということなので、Android端末を持っていない開発者には喜ばれるサービスになりそうです。会場では同社から8インチのタブレット『APAD IMX515』が提供され、来場者から抽選で1名にプレゼントされるというサプライズもありました。

・先進事例の数々も紹介
イベントでは基調講演の後、最新技術を利用したユーザーによる事例紹介のセッションが、Flash開発者向けとFlex開発者向けに会場を分けて開催されました。筆者はFlash開発者向けセッションに参加したので、その内容を簡単に紹介します。

ブログ『ClockMaker Blog』を運営する池田泰延氏

ブログ『ClockMaker Blog』( http://clockmaker.jp/ )を運営する開発者の池田泰延氏は、「スマートフォンアプリ開発とFlexフレームワーク”Hero”入門」と題したセッションで講演。最新の『Flex SDK Hero』と『Flash Builder Burrito』を用いたAndroidアプリ開発について、スマートフォン向けユーザーインタフェースやアプリ上でのウェブページの表示、カメラアプリなど、コードサンプルやデモを交えて紹介しました。これからFlashベースのAndroidアプリを開発してみようと考えている方には仕組みや流れが分かりやすい内容なので、興味ある方は『ClockMaker Blog』で公開されているスライドとコードサンプルをチェックしてみることをオススメします。

ブログ『cuaoar.jp』を運営する上条彰宏氏

ブログ『cuaoar.jp』( http://cuaoar.jp/ )を運営する上条彰宏氏は、「Flash Player描画機能の最新情報」と題するセッションで講演。ビデオコンテンツをFlashで描画するコンテンツに重ねて表示する『StageVideo』機能や、新しい3D API『MoleHill』、GPUによるハードウェアアクセラレーションを利用した描画について、デモを交えながら内部処理まで詳しく解説。今後Androidスマートフォン向けにも高性能なGPUが提供され、高速でCPU消費の少ない動作が可能になっていくことを示唆していました。

サイバーエージェントの浦野大輔氏と切通伸人氏

サイバーエージェントの浦野大輔氏と切通伸人氏は、「アメーバピグ for Android の作り方」と題して講演。基調講演でも紹介された『アメーバピグ』のAndroidアプリ化について、開発の経緯とプロセスを紹介しました。最初はAndroidスマートフォンのブラウザで『アメーバピグ』を使ってみたところ、ブラウザのアドレスバーが邪魔になること、ボタンが小さく操作しづらいことなどから、アプリに移植することを決定。汎用性のある設計で、もともと低スペックのPCでも動作するように作られていたので、機能の移植は簡単だったとのこと。このプロジェクトではデザインに時間を割いたそうです。

デザインのポイントは、画面を横に固定する、文字とボタンを17~25ピクセルと大きくする、メニューを開閉式にする、機能をアイコン化する、アプリ内でウィンドウ表示をやめる、多機能なユーザーインタフェースを簡略化する、ピンチ操作を追加する、といったもの。スマートフォン向けデザインの勘どころを、実例を交えて解説していました。今後はGPSや傾きセンサなどスマートフォンならではの機能を追加したり、海外向けに展開している『Ameba Pico』のアプリ化などを検討しているそうです。

Flex開発者向けセッションについては参加できなかったため、ここでは講演者とタイトルを記載します。

「Deep Dive into Flex 4.5 (Hero) Preview」 廣畑大雅氏(taiga.jp)
「進化するデザイン/開発ワークフロー:Flash Builder “Burrito” + Flash Catalyst “Panini”」 有川榮一氏(AKABANA)
「Flex 4.5 (Hero)による モバイルアプリケーション開発とサーバ連携」 横田聡氏(クラスメソッド)

今週末の12月4日(土)には、Flash関連製品のユーザーグループが主催するカンファレンス『FITC Tokyo 2010』が東京・大崎のゲートシティ大崎 ゲートシティホールで開催されます。こちらでも最新技術や先進事例の発表が予定されているほか、今回登壇したサイバーエージェントのセッションが予定されているので、興味ある方は参加してみてもよいでしょう。チケットは12月3日(金)までイベントのウェブサイト( http://www.fitc.ca/events/about/?event=112 )から申し込むことができます。


FITC Tokyo 2010

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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