『第15回JAPANドラッグストアショー』 幕張メッセ

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3月15日まで幕張メッセで開催されている第15回JAPANドラッグストアショーに取材に出向いた。近年のドラッグストアは薬や化粧品に限らず日用雑貨品や食品まで扱う店舗になっているところも多く、会場では様々な分野の展示が行われている。なお、本展は一般来場者も入場することができる。

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本題からそれるが、幕張メッセに行くには京葉線海浜幕張駅から徒歩か、総武線・京成線幕張本郷駅からバスに乗車することになる。京成バスの運行だが運行便によってはバス2台分程度の定員がある連接バスに乗車することができる。

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このバスはドイツのメルセデス製でその長さに驚くことだろう。一番後部座席に座ればバスが曲がるときにその実感を得ることができる。是非とも会場へのアクセスも楽しんでほしい。

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会場は一般入場もできることから、非常ににぎやかで出展企業は趣向を凝らした催しで楽しませる努力をしている。

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中には役者さんをそろえてミュージカル仕立てで自社製品をアピールする試みもあり、見ているだけで楽しい。

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また、化粧品会社は一般向けに公開プレゼンテーションで消費者に訴えていたが、やはり美意識に敏感な女性は足を止めて聞き入っていたようだ。

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その中でも異色だったのはかみそり等の刃物メーカー貝印。ガンダムとのコラボかみそりをアピールしていた。ガンダム世代にはちょっとそそる内容のようなので話を聞いてみた。

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男性用のかみそりをガンダムとコラボすることにより6種類の製品を発売。コンプリートするとカレンダーの応募権が得られるそうだ。まだ案だそうだが、6種のセット発売も検討中とか。若い世代には肌荒れや肌を切ってしまうことを心配する向きも多いと思うが、海外メーカーの簡単に刃が曲がる製品と違って、日本製はそれ自体がよく切れるそうなのでテンションを掛けず数回なでる程度で古い角質までそぎ落としてくれるのだそうだ。週に一度はかみそりでさっぱりというのも良さそうだ。

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女性用のかみそりもブランド売り出し中で、意識しているかどうかは別として意外と購入している女性は多いようだ。こちらはパステルカラーを採用した親しみやすいデザインで女性の心をつかもうと努力しているようだ。

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時代を反映してAEDの出展もあった。オムロンは体温計や血圧計でおなじみだが、AEDも意外なところでは自動改札機にもオムロン製がある。心筋梗塞等で突然死してしまう人が多いことからAEDの普及が望まれるが、メーカーの話によると理想的な普及台数には程遠くもっときめ細かく設置できれば助かる命があるそうだ。また、一般の人にもAEDの使用方法を知ってもらい、いざ自分の目の前で倒れた人がいた時に助けられるようになってほしいということだ。このブースでは簡易的ではあるが、AEDの操作体験ができるので知っておいて損はないだろう。

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一般入場者も多いことから、駅弁大会も開かれている。お土産に持って帰るのもよし、会場内の休息スペースで舌鼓を打つのもよし。それぞれのスタイルで楽しみたい。

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最後に紹介するのは禁煙パイポであまりにも有名なマルマン。とうとう電子パイポを開発してしまった。さて、たばこの値段は上がり続けているが、消費増税によって値上げされたことで、ようやくタバコよりも禁煙パイポが安くなったという。32年間300円で値上げはしなかったというから驚きだ。この電子タバコだがまだ店頭発売されていない。3月末から4月にかけてコンビニ等で発売されるようだ。最初のスターターキットは2,480円で、これで2週間は使えるという。ぜひ使ってみてくださいとメーカーのご厚意で発売前のスターターキットをいただいたのでプレスルームで早速使用してみた。

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付属の充電器に本体をさすとLEDが光り充電される。最近はスマホと予備充電器を持ち歩くケースが多いので、そのバッテリーで充電することができた。

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リキッドを注入する。キャップは子供が簡単に開けられないように特殊な仕様になっている。半分くらい注入するが、外から見えるので補充時期がわかる。

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本体をセットして、吸うときにボタンを押せば煙(水蒸気)が出る。ボタンを押さなければ吸っても何も出ない。数年前とは比較にならないくらい良くできている。禁煙パイポブランドがどこまで市場を席巻できるのか。

家族連れでも楽しめるドラッグストアショー。ホームページから招待状をダウンロードすれば入場が無料となるので、ちょっと足を延ばしてみてはいかがだろうか。

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※写真はすべて著者が撮影したもの。場内取材および写真撮影についてはプレスパスにより主催者許諾済み。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「古川 智規」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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