映画『チャッピー』予告編が公開 同監督作『第9地区』ばりのロボットアクション展開も
『第9地区』のニール・プロムカンプ監督が描く最新SF映画『チャッピー』(5月23日公開)。本日公開されたその予告映像は、主人公の人型ロボット“チャッピー”の愛らしい姿と、監督お得意の激しいロボットバトルが確認できる内容となっています。
映画『チャッピー』日本版予告編 (YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=_YOGlz4qYmc
「AI(人工知能)は人類を滅ぼすかもしれない」というセリフが印象的な予告編の冒頭。昨年12月に、宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が「AIが知力で人類を上回るようになるかもしれない」と警告を発したニュースが話題となりましたが、まさにそんな世界観で描かれる本作では、AIを搭載した人型ロボット“チャッピー”の成長を巡る物語が展開されます。
南アフリカ・ヨハネスブルグで極秘に誕生したチャッピーは、まるで子どものように無垢でまっさら。しかし、ストリートギャングによって誘拐されると、次第に彼らから生きるための術を学んでいきます。急速な成長を遂げるチャッピーは、自身のバッテリーが残り5日間だと知るとともに、死への恐怖をも感じるようになっていくのです。
テレビアニメを観てヒーローの真似をするチャッピー、クルマを運転するチャッピー、ギャングからヒップホップ的な“横ノリ”を教わるチャッピー、どの姿も抱きしめたくなるほど愛くるしい! さらに、その存在を危険視する者によって排除されようとするチャッピーが、自らと周りの人々を守るために立ち上がる姿も。ここで披露されるバトルシーンは、プロムカンプ監督の過去作『第9地区』や『エリジウム』を想起させるド派手なアクション展開となっています。
また、ロボット同士の熱い肉弾戦が楽しめる映画『リアル・スティール』(’11)では、旧式のポンコツロボットと二人三脚で奮闘する男を演じたヒュー・ジャックマンですが、今作ではチャッピーと敵対する“人工知能ロボット反対派”として登場する模様。その他、シガニー・ウィーヴァーや、『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテルの姿も確認できます。およそ1分間の予告編で、本編への期待がかなり高まる内容となっているので要チェックですよ!
映画『チャッピー』公式サイト:
http://www.Chappie-movie.jp/
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