円高だ! 円高だ! ドルで買うぞ買いまくるぞ!
今回はMobileHackerzさんのブログ『MobileHackerz再起動日記』からご寄稿いただきました。
図は『Yahoo!ファイナンス』より引用 ※2010/09/13時点のものです。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp
円高だ! 円高だ! ドルで買うぞ買いまくるぞ!
近年まれに見る円高だ! というわけで、もうこうなったらガジェット好きとしては円が高いうちに海外から買いたいものを買っておけ! としかいいようがありません。日本から簡単に買えて、ガジェット好き観点でオモシロかったり安かったりするものを一気に紹介するよ! オンラインでポチっとすれば難しいこと考えなくても買えるものばかり!
個人輸入価格は為替手数料なども考慮して1ドル86円換算で計算し、送料を含めて表示しています。購入方法によってはほかに着荷時や後日に消費税や関税を請求されたりすることもありますが、請求されないことも多いです。
・『AR Drone』
『iPhone』で操作する遠隔ラジコンヘリとして話題の『AR Drone』。『iPhone』からWiFi経由で操縦できるだけでなく、『AR Drone』に搭載されたカメラからの映像をリアルタイムに見ることができ、ゲームも可能という超高機能ラジコン。これ米Amazon.comで普通にオーダーするだけで日本からも買えます! 日本での販売価格は4万3800円、米Amazon.com価格が$299.99+送料$26.98=$343.32!
Amazon.comは日本のAmazon.co.jpとはアカウントが異なりますので新規にアカウントを作る必要がありますが、あとはほとんどAmazin.co.jpと操作が同じなので迷う場面はないと思います。
『AR Drone』 国内価格43800円 → 個人輸入で2万9525円 *1
*1: 『Parrot AR.Drone Quadricopter Controlled by iPhone/iPod touch/iPad (Orange/Blue)』Amazon.com
http://www.amazon.com/gp/product/B003ZVSHB0
・『Amazon Kindle』
言わずと知れた電子書籍端末! バージョン3たる現行品に至っては正式に日本語フォントが搭載され、ファイル名やテキストファイル・PDFなどで日本語対応しています。PDFやTXTならファイルをそのままコピーしたり、添付メールで特定アカウントに送りつけるだけで“書籍”として読めますし、JPEGを ZIP圧縮したファイルにも対応していたりなど“自炊”(書籍を自分でスキャンしてデジタルデータ化すること)派にもおすすめ(ちょっと動作が怪しかったりしますけどね)。元が安いのでこれは間違いなく価格以上に楽しめる!
実際使ってみると以前の電子書籍端末(『LIBRIe』とか『ΣBook』*2 とか……)とは圧倒的にバッテリーの持ちが違い、かなりヘビーに使い倒しても1週間は無充電で乗り切れます。ここまでバッテリーが持つと普段使っていて“充電”を気にすることがほとんどありません。実にストレスフリー。
*2: 「今だから褒めるシグマブックの話」 2010/02/25 『MobileHackerz再起動日記』
http://blog.mobilehackerz.jp/2010/02/blog-post_25.html
国内では基本的に扱いがありませんが、Amazon.comから普通にあて先を日本にするだけで注文可能です。WiFiモデルで価格$139.00+送料$20.98+関税デポジット$8.00=$167.98。送料入れても1万5000円しない!
『Amazon Kindle (3, WiFi)』 国内販売無し → 個人輸入で1万4446円 *3
*3:『Kindle Wireless Reading Device, Wi-Fi, 6″ Display, Graphite – Latest Generation』Amazon.com
http://www.amazon.com/gp/product/B002Y27P3M
『Amazon Kindle (3, 3G+WiFi)』国内販売無し → 個人輸入で1万8961円 *4
*4:『Kindle 3G Wireless Reading Device, Free 3G + Wi-Fi, 6″ Display, Graphite, 3G Works Globally – Latest Generation』Amazon.com
http://www.amazon.com/gp/product/B003FSUDM4
・『Drobo FS』
『Drobo』というのはいわゆるRAIDボックスというか、3.5インチハードディスクを複数台搭載してRAID化することのできるハードディスクケース……です。が、そこらの箱とは一味違う!
・たとえば各ドライブの容量をあわせる必要がなく、容量バラバラでも余ったHDDをとりあえず突っ込んでおけばいい。
・残容量が少なくなってくるとLEDがチカチカしだすので、そしたら適当にHDDを買ってきて空きスロットに突っ込むだけで増設完了(設定やリセットなど一切不要)。
・全部のHDDスロットが埋まった状態で残容量が少なくなってくると、突っ込まれているHDDの中で一番容量の小さいやつのLEDがチカチカしだすので、それ引っこ抜いてもうちょいでかいHDDに差し替えるだけで増設完了(設定やリセットなど一切不要! これだけでリビルドされる!)
・万が一HDDがぶっ壊れたら、壊れたHDDのLEDがチカチカしだすので引っこ抜いて新品に差し替えれば修理完了(設定やリセットなど略)。
ともかく管理が超絶楽な“データストレージロボット”の『Drobo』というわけです。イメージはこのあたりのビデオ *5 を見ていただくとわかりやすいかも。
*5:「Drobo Demo Video Hosted by Cali Lewis 」 『YouTube』
http://www.youtube.com/watch?v=05yqvb5n36M
この『Drobo』はもともとUSBストレージとかFireWireストレージとして動作し、NASとして使うためには別途ネットワークボックスを増設する必要があったのですが、この『Drobo FS』は最初からNASとして動作するRAID箱。これ一個で管理が楽な高耐性NASが構築できるという次第。
Amazon.comではマーケットプレイスで“International shipping rate”を表示している業者 *6 から購入すると日本へ発送してもらえます。Electronica Directから“Add to cart”をした場合で価格が$638.99+送料$145.36=$784.35!(私が購入した時は別業者であわせて$773.33だったのですが、その業者は現在取り扱いがないようです)
『Drobo FS』 国内価格7万7800円 *7 → 個人輸入で6万7454円 *6
*6:『Drobo FS 5-bay Gbe Storage Array 』 Amazon.com
http://www.amazon.com/gp/offer-listing/B003GZ828I?ie=UTF8&ref_=dp_olp_new&condition=new
※参考価格 *7 だと国内価格8万9800円なのでメリットでかいなーと思ったんですが、今の値段だと思ったほどメリットないですね……。
*7: 『Data Robotics Drobo FS KMX-DRO-FS』 Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003SSBWJE
・ThinkGeek
ThinkGeek *8 はともかくヤバいくらい面白いグッズ満載の通販サイト。見てると本当に何もかも全てが欲しくなってしまうので、逆に危険。というかこの記事を書くのについつい眺めてしまってまた余計なものをポチっと……。
*8: ThinkGeek 通販サイト
http://www.thinkgeek.com/index.shtml?cpg=cj&ref=&CJURL=
ギークなTシャツやガジェットなどが特にオススメですが、当ブログでも以前紹介した『Bluetoothレトロハンドセット』*9 はThinkGeekオリジナル商品です。価格$29.99+送料$19.99=$49.08。
*9: 「au IS01 / DoCoMo LYNX SH-10BにベストフィットのBluetoothハンドセット」 2010/07/06 『MobileHackerz再起動日記』
http://blog.mobilehackerz.jp/2010/07/au-is01-docomo-lynx-sh-10bbluetooth.html
『ThinkGeek Bluetooth Retro Handset』 国内販売無し → 個人輸入で4221円 *10
*10: 『ThinkGeek Bluetooth Retro Handset』ThinkGeek
http://www.thinkgeek.com/gadgets/cellphone/8928/?cpg=cj&ref=&CJURL=
またRovio – WiFi Roaming Bot……自走して遠隔操作可能なウェブカメラ! あたりはセール中でお得になってますね! 価格$179.99+送料$44.49=$224.48、送料入れても2万円切ってます!
『Rovio-WiFi Roaming Bot』 国内価格5万3600円 *12 → 個人輸入で1万9305円 *11
*11: 『Rovio-WiFi Roaming Bot』 ThinkGeek
http://www.thinkgeek.com/gadgets/electronic/c7b4/?cpg=cj&ref=&CJURL=
*12: 『ロビオ ロボット サイエンス・トイ/WowWee Rovio Wi-Fi Enabled Robotic WebCam』 アカムスYahoo!店(Yahoo!ショッピング)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/acomes/30823.html
日本からの注文は一部海外発送不可商品を除いて普通に可能ですが、初回注文時のみ、注文後「IDをFAXかメールしろ」などと言ってくると思います。その場合は日本の運転免許の写真でもデジカメで撮ってメールに添付して返信してあげればOK。次からはウェブからポチるだけで送ってくるようになります。あとはもう欲しいものをまとめてカートに突っ込んで、送料を節約したりしましょう。
もちろん、海外からの購入はトラブル発生時など自分で対応する必要がありますし、たとえば故障の際は正規に日本で流通しているものと同じようには修理できないと思ってください。そのあたりは自己責任で。でもせっかくウェブで世界が近くなったのですから、円高も使えるメリットは使ってしまいましょう!
執筆: この記事はMobileHackerzさんのブログ『MobileHackerz再起動日記』からご寄稿いただきました。
文責: ガジェット通信
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