「いつもはふんわりマイペース、ライブではキリッ」 ピンク・ベイビーズ佐藤琴乃さんインタビュー
ピンク・ベイビーズ佐藤琴乃さんインタビュー
「UFO」「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」など、誰しも一度は聴いた事があるピンク・レディーのナンバーを歌い踊り継ぐユニット「ピンク・ベイビーズ」。
2013年のプレデビューイベント、2014年9月の初ワンマンライブ、2014年フランスでのステージと着々と活躍の場を広げています。メンバーは総勢14名、平均年齢14歳とフレッシュかつダイナミックなパフォーマンスが魅力です。
メンバーそれぞれに夢、好きなこと、得意分野があり、個性たっぷりのピンク・ベイビーズ。今回はダンスリーダーの佐藤琴乃さんにインタビュー! ダンスを始めたきっかけ、今後目指したいアーティスト像など色々とお話を伺ってきました。
7歳からダンスに目覚めて早9年!
―佐藤さんはピンク・ベイビーズの中でもひと際ダンスが上手で、ステージいっぱいに動く姿が印象的ですが、ダンスをはじめたのはいつからですか?
佐藤琴乃:7歳の時にダンスに出会いました。
―今15歳ですからもうすぐキャリア9年ですね
佐藤琴乃:ダンスを始めたのは、安室奈美恵さんのプロモーションビデオやライブを観てかっこいいなぁと憧れたのがきっかけなのですが、11歳の時ダンススクールの選抜オーディションに合格し、そこから色々なコンテストで入賞をしてさらに楽しくなりました。その後はアイドルグループのバックダンサーをしていました。
―そこからアーティストになりたいと興味を?
佐藤琴乃:はい。バックダンサーをしながら、前で歌って踊っている皆さんを観ていると、キラキラと輝いていてとっても素敵で。私もダンスだけでは無く歌など色々な事を表現出来る人になりたいと思いました。
―そこから13歳の時にピンク・ベイビーズのオーディションに合格して、アーティストとしての活動がスタートしたわけですね。
佐藤琴乃:スクールの先生に「こんなオーディションがあるよ」と教えてもらって参加して。
―オーディションの時の事って覚えていますか?
佐藤琴乃:すごく緊張した反面、「絶対合格する」という自信を持って挑んだので、手応えはありました。でも、終わった後はドキドキで……。合格の知らせを電話で聞いた時は、映画やドラマでよくある「周りは動いているのに自分は止まっている」状態に(笑)。
―ビックリしすぎてスローモーションになる状態を体験したんですね(笑)。ピンク・ベイビーズの他のメンバーと会った印象はいかがでしたか?
佐藤琴乃:私、実はすごく人見知りで。
―えっ! インタビューも堂々と答えていらっしゃるので、全くそんな印象は無く、意外です。
佐藤琴乃:人見知りなんです(笑)。初対面の方とは上手に話せないんです。だから、メンバーと最初に会った時は緊張してガチガチになっていました。でも、ダンスリーダーとして皆の先頭に立ったりストレッチを仕切っているうちに、打ち解けて、今ではすっかり仲良しになりました。
―メンバーの中で一番のライバルっていますか?
佐藤琴乃:う〜ん。皆がライバルであり、一番のライバルは自分ですね。一番得意で、大好きなダンスは誰にも負けたくないですし、昨日の自分より上手くなりたいです!
ピンク・レディーのナンバーは大人っぽい! 表現力を磨く日々
―ピンク・ベイビーズはピンク・レディーのナンバーを踊り歌い継承するユニットですが、ピンク・レディーの事は知っていましたか?
佐藤琴乃:はい! テレビの懐かしの曲特集で流れていて聴いたり、ママが口ずさんでいるので知っていました。
―ピンク・レディーの曲って歌詞が大人っぽくて、メロディーもかっこよくて、今聴くと、逆に新鮮に感じますよね。
佐藤琴乃:本当にセクシーで大人で格好良いんですよね。ボーカルレッスンの先生には「もっと歌の主人公の気持ちになって! 感情をこめて!」と言われるのですが、「U.F.O」の「地球の男に飽きたところよ」とか、経験した事が無いことばかりなので(笑)、難しいですね。
―宇宙人と出会った事、無いですもんね(笑)。そうした表現力を得る為にどんな事を気をつけていますか?
佐藤琴乃:目を閉じて集中して聴いて、歌詞の意味を理解して、表現力を鍛える様にしています。ピンク・レディーさんの曲はもちろん、西野カナさんの曲とか「自分がこの曲の主人公だったら」と想像して、気持ちを高ぶらせて歌います。後はテレビドラマもママと一緒に観るのが好きで、もっと勉強をして、いつか演技のお仕事にもチャレンジしたいです。
―これまで歌ったピンク・レディーの楽曲で特にお気に入りは何ですか?
佐藤琴乃:「S.O.S」が特にお気に入りです。曲調がポップでライブの時にも皆で手拍子を合わせられるので楽しいです。
―やはりライブをしている時が一番楽しい時間ですか?
佐藤琴乃:そうですね! お客さんと一体感がある空間がたまらなく幸せです。2014年9月に初めてワンマンライブをやった時には、終わった後、メンバー皆と抱き合って感動で泣いてしまいました。いつかピンク・ベイビーズで武道館ライブをやるのが目標です。
―フランスでのパフォーマンスも大盛り上がりでしたね。
佐藤琴乃:フランスのお客さんって勢いがすごいんです。日本の方は皆さんダンスや歌をじっくり観てくださるんですけど、フランスの方はステージに迫って来る様な迫力でした。終演後のミート&グリートでは、泣いてくださる方もいて私達も嬉しかったです。
―「パリで『ペッパー警部』を踊ってみた☆」という動画も公開中ですが、パリで大勢の人の前で踊るのは緊張しませんでしたか?
(https://www.youtube.com/watch?v=G8iWvob0GjY)
佐藤琴乃:たくさんの方が集まって、写真を撮っていたり。最初は緊張しましたが、いざ踊る時になったら緊張しないんです。
―オーディション時のエピソードもそうですが、佐藤さんは勝負強いし、度胸があるんですね。
佐藤琴乃:自分では意識していないんですけど、そうなのかもしれません(笑)。ライブ前も、舞台袖では緊張して心臓バクバクなんですけど、そんな時には背中をバチン! と叩いてもらう様にしています。後は自分で胸のあたりをドンと叩いて気合を入れたり。
―体育会系!
佐藤琴乃:体を動かす事は大好きです! 今は体育の授業にダンスがあって、EXILEさんの曲などを踊るのですが、先生に「コト、振り付け覚えてみんなに教えてあげて」と教える役目をお願いされたくらいなんですよ(笑)。
―先生にコーチをお願いされるなんて! 佐藤さんはピンク・ベイビーズでもダンスリーダーとして皆に教えたり、先頭に立つ役割で、“お姉さん気質”なのかもしれませんね。
佐藤琴乃:一人っ子ですが、いとこに小さい子がいてよく遊んでいるので、だからお姉さんっぽくなったのかな?(笑)
―お友達や家族にもそう言われますか?
佐藤琴乃:お姉さんっぽいと言われる事はあんまり無いのですが、「学校でのコトと、ライブでのコトは全然違うね」と言われます。いつもはふんわりマイペースなのに、ライブではキリっとしてるって(笑)。ワンマンライブに担任の先生が来てくれた時も「学校のコトより輝いてる!」って言われました。
―ライブが一番輝いている! アーティストが天職なのかも。
中学生活の思い出、マイブーム……等身大の佐藤琴乃
―最近ハマっている事はありますか?
佐藤琴乃:豆乳を飲むことです。月に1回、ボディメークの先生から指導・アドバイスを受けているのですが、豆乳をオススメされたので。紅茶やコーヒーなど色々な味が出ているので、毎日飲んでいます。後は、「レインボールーム」というブレスレットを作るキットにハマっています。もうすぐ高校受験なので、お友達の分も作ってお守り代わりにプレゼントしました。
―もうすぐ、中学卒業ですね。高校生活が楽しみでもあり、お友達と離れるのが寂しくもあるのでは?
佐藤琴乃:本当に寂しいです。卒業式を想像しただけで涙が出そうです。
―中学生活、一番の思い出はどんな事ですか?
佐藤琴乃:たくさんあるのですが、一番は奈良・京都に行った修学旅行ですね。奈良で、私は友達3人と行動していたのですが、急に行程が変更になった事を知らず、皆とはぐれてしまったんです。携帯も持っていなくて、どうしようどうしようってすごく困って……。「鹿寄せ」するという事だけは分かっていたので、その場所に行って無事合流出来て。本当に焦りました(笑)。
―大変だったからこそ、また忘れられない思い出に……。お友達とはどんな事をして遊ぶんですか?
佐藤琴乃:カラオケに行ったり、お茶しながらおしゃべりしたり。カラオケによく一緒に行くお友達がいるんですが、その子と2人で行く時はピンク・レディーさんの曲をたくさん入れて、お客さん1人の「佐藤琴乃ワンマンライブ」をやっています(笑)。
―二人っきりのワンマンライブ! それは贅沢です。高校生になったらさらにアーティスト活動も活発になり、ファンの皆さんにとっては楽しみが増えそうですね。
佐藤琴乃:2月にはライブ出演もたくさんありますし、これからもピンク・ベイビーズらしいイベントを企画しています。「ニコ生ベイビートーク」ではトークの他にも演技に挑戦していたりするので、ちょっと恥ずかしくもありますが、ぜひ観て欲しいです! 子供から大人まで、皆で歌って踊れるユニットを目指して頑張りますので応援よろしくお願いいたします!
―今日はありがとうございました。
佐藤琴乃さんプロフィール
佐藤 琴乃(さとう ことの)
生年月日:1999/11/30
出身:東京都
趣味:ショッピング
特技:ダンス
星座:いて座
血液型:B型
ピンク・ベイビーズ公式サイト(佐藤琴乃)
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