ホラー映画『フッテージ』無料上映! 映画『NY心霊捜査官』BD発売記念ニコニコ生放送決定[ホラー通信]

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「NY心霊捜査官」ニコ生特番

スコット・デリクソンとジェリー・ブラッカイマーがタッグを組み、2014年7月に公開された映画『NY心霊捜査官』。“警官”と“悪魔学者”の2つの顔を持つ人物ラルフ・サーキの戦慄の実体験を映像化し、話題となりました。

今作のBlu-ray&DVDが2月4日に発売されるのを記念して、ニコニコ生放送スペシャル番組『ニコニコ真冬の心霊捜査スペシャル』の放送が決定。
入江悠監督、鶴田法男監督、『月刊ムー』編集長・三上丈晴氏ら豪華ゲストを迎え、今作の魅力を徹底解剖。また、実際にあった心霊事件の謎にも迫ります。

さらに見逃せないのが、スコット・デリクソン監督が手がけたイーサン・ホーク主演の『フッテージ』の太っ腹無料上映です。殺人のあった家に引っ越してきた作家の一家が、家の中で元住人の殺害映像を見つけたことから恐ろしい事件に巻き込まれるサスペンス・スリラー。未見の方はこちらもどうぞお楽しみに!


NY心霊捜査官』BD&DVD発売記念『ニコニコ真冬の心霊捜査スペシャル』
■放送URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv206036343
■開催日時:2015年2月6日(金)
19:00~ 映画『フッテージ』無料上映(110分)
21:00~ 「真冬の心霊捜査スペシャル」(90分程度を予定)

■ゲスト : 入江 悠(映画監督/『SR サイタマノラッパー』シリーズ) 鶴田法男(映画監督/“J ホラーの父”)、 武富健治(漫画家/「鈴木先生」(双葉社)) 三上丈晴(「月刊ムー」編集長) 北芝 健(犯罪学者・元警視庁刑事)
■MC:ジャンクハンター吉田、行成とあ

『月刊ムー』編集長・三上丈晴氏コラム

また、『NY心霊捜査官』にむけて、『月刊ムー』編集長・三上丈晴氏がコラムを発表。今作を観るのがますます怖くなる内容となっておりますので、是非ご一読あれ。

魔物は実在する。この映画が描く「霊」とは、死んだ人間の霊、すなわち死霊や亡霊ではない。いまだかつて肉体をもったことのない邪霊であり、文字通りの「悪霊」である。しばしば心霊現象や超常現象を語る際、両者は混同されるが、まったく別の存在である。ともに「自我」を備えている「霊」ではあるが、目的が違う。悪霊は確固たる信念をもって人間を不幸に貶める。

本編ではキリスト教、とりわけカトリックの視点から描写されているが、魔物はもちろん、他の宗教圏、もっといえば、この日本でも語り継がれてきた。日本では、とりわけ狐憑きに代表されるような獣の憑霊現象として説明されるが、その実態は悪霊である。低級霊などと呼ばれ、あたかも能力が低いように思われがちだが、さにあらず。下手をすれば、憑依された本人は自我を喪失し、すべてを破滅に追いやる危険をはらむ存在なのだ。

唯物論をベースとした学校教育においては、文学的な文脈以外、霊について語られることはないため、どうしても、こうしたスピリチュアルな問題について議論されることはないが、生死が常に隣り合わせの病院や警察の現場においては、表になることは少ないながらも、しばしばリアルなテーマとして語られる。

見えない世界とコミュニケーションができる存在といえば、霊能者が知られる。通常の捜査で解決な困難な事件を担当した警察官が霊能者に意見を求めるケースは実際ある。調書には書かれないが、霊能者が事件を解決した例もある。青森県警の警部がイタコに助言を求めたという話も聞いたことがある。

映画のタイトルはサイキック捜査を連想させるが、その実、魔物のとの対決を描いた作品である。魔物が現れるシーンに仕掛けられた「ペンタゴン」に、はたして、どれだけの方が気づくだろうか。楽しみである。(月刊ムー編集長・三上丈晴)

s-『NY心霊捜査官』BDジャケット写真s

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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