デザイナー・宙ガールとして活躍中の篠原ともえさん「“オタク”とは熱中する事の擬人化」
いよいよ27日より公開となる映画『海月姫』。映画公開を記念して、オカダヤから映画『海月姫』本編にも登場する海月ぬいぐるみを、自分でも簡単に作れる「海月ぬいぐるみキット」の発売が決定。21日、映画にも出演する篠原ともえさんが特別講師として登壇するワークショップが開催されました。
10歳ぐらいから裁縫をはじめ、「裁縫はお友達」という篠原さん。「シノラーの腕輪も手作りで生まれた自分のアイテムだったりしたので、手作りは一生続けていく、好きなことです。偶然にも海月姫にも物を作るシーンがたくさんあるので、それとリンクしてワークショップという場をいただけて光栄です」と語り、糸通しや玉結びなどを手ほどき、10名の参加者ひとりひとりの進み具合を見ながら、丁寧に、そして熱心に指導を行っていました。
「手渡しで手作りの楽しさを伝えることはやってみたかったことだった。実際に夢中で作っているみなさんを身近にレクチャーすることができて楽しませていただきました」と、ワークショップを人一倍楽しんだ様子。
実際に筆者も海月ぬいぐるみを作ってみましたが、キットの中には材料が全て入っているので初心者にも楽チン。
説明者通りに作れば、ピンクのキュートな海月ぬいぐるみが完成します! これに自分でレースやビーズを縫い付けて世界に一つだけの海月ちゃんを作ってみてくださいね。
映画『海月姫』では、尼〜ずの一員、“枯れ専”で執事カフェや喫茶店に入り浸るジジ様を演じる篠原ともえさん。役柄について「私も吉田拓郎さんとかオジさん……といったら失礼ですけど(笑)、皆さんに可愛がっていただいているので、大人の男性に惹かれる気持ちは分かりますね」とコメント。
「“オタク”っていう言葉ってマニアックな人っていうイメージで使われていますけど、熱中したり夢中になるということの擬人化だと思うんですね。私にとってのお裁縫や星もそうですが、夢中になる気持ちってとっても素敵ですよね」と話しました。
劇中では、海月ドレスを尼〜ずメンバーで制作するシーンが出てきますが、能年さんとは“尼〜ず手芸部”を結成し、なんとメンバーには蔵之介役の菅田将暉さんも! 「能年ちゃんは撮影で手芸をして、本当に楽しかったらしく目をキラキラ輝かせていました。菅田君はすごくかっこいい“走る海月”を作っていましたね」と、キャスト同士の交流を明かしました。ぜひ映画では尼〜ずメンバーの息ピッタリな演技を楽しんでくださいね。
映画『海月姫』は12月27日より全国ロードショー。
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