NYで『イントゥ・ザ・ウッズ』ワールド・プレミアが開催 ハッピーエンドを迎え……られなかった(?)赤ずきんやシデレラたちが集結! 

『イントゥ・ザ・ウッズ』集合写真

赤ずきん、シデレラ、ラプンツェル、ジャックと豆の木のジャックなど、「~めでたし、めでたし」でハッピーエンドを迎えたはずの、おとぎ話の主人公たち。そんな彼らに待ち受けていた、知られざるその後の物語を描いたディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が、2015年3月14日(土)より日本公開となります(全米公開は2014年12月25日より)。

現地時間12月8日(月)、ニューヨークのジーグフェルド劇場でワールド・プレミアが開催され、世界中から200人を超えるメディアが殺到。現地時間の今週11日(木)にノミネートが発表されるゴールデン・グローブ賞でも、ミュージカル・コメディ部門の作品賞をはじめ、本作には最多ノミネートの期待がかかっており、その注目の高さが伺える熱狂ぶりとなりました。

レッド・カーペットにはシンデレラ役のアナ・ケンドリック、ラプンツェル役のマッケンジー・マウジー、さらに赤ずきん役に大抜擢(ばってき)された若干13歳のリラ・クロフォードなど、おとぎ話の主人公を演じるに相応しい美女たちが勢ぞろい。オオカミ役として話題を集めるジョニー・デップが欠席したのは残念ですが、魔女役のメリル・ストリープや、『シカゴ』でメガホンを務めブロードウェイ・ミュージカルの映画化に定評のある巨匠ロブ・マーシャル監督ら、豪華スタッフとキャスト陣が集結しました。

メリル・ストリープ

本作で9度目となるゴールデン・グローブ受賞への期待が高まるメリル・ストリープは、「『イントゥ・ザ・ウッズ』は素晴らしいブロードウェイ・ミュージカル。映画化されて素晴らしく思うわ。私自身いちばん喜びを感じているのは、今作について、ロブ・マーシャル監督や今日は来られなかったジョニー・デップも満足していること。彼らがこの作品を気に入っていることは確かだし、大勢の観客の前で上映されることを心待ちにしているはず。それが何よりもエキサイティングだし、私も待ちきれないわ」と、完成した作品に自信をのぞかせている様子。

リラ・クロフォード

また、本作で唯一ジョニー・デップとの共演を果たした赤ずきん役のリラ・クロフォードは、「彼は最高で、とても優しくて、クールなの! 彼に会うのは初めてだったから、現場ではおしゃべりをたくさんしたわ」と思い出を語り、「彼から学んだことは、“常に謙虚でいること”と、“ハリウッドでの名声やビジネスの世界に囚われすぎないようにすること”ね」と、13歳とは思えない大人な発言で周囲を沸かせました。

一方で、プロモーションのために来日が決まっていることを受け、「私の学校にも日本人の友達がたくさんいて、日本語を教えてくれるのよ! 東京に行くのは大きな夢だったの。いろんな人から、日本のお寿司はアメリカのとまったく違うって聞いたわ。アメリカのお寿司も好きだから、試してみたいわね。それから、桜の木がたくさんあるところへ行って、桜を見たいわ!」と、やはりまだまだ幼い女の子らしい一面も垣間見えたリラ。ハリウッドでの今後の活躍にも注目が集まる彼女ですが、赤ずきん役をきっかけに、日本でも人気の女優となるかもしれません。

『イントゥ・ザ・ウッズ』

『イントゥ・ザ・ウッズ』ワールド・プレミア詳細

現地時間:12月8日(月)18:00頃~/日本時間:12月9日(火)8:00頃~
会場:ニューヨーク ジーグフェルド劇場
出席者:メリル・ストリープ(魔女)/リラ・クロフォード(赤ずきん)/エミリー・ブラント(パン屋の妻)/ジェームズ・コーデン(パン屋の夫)/アナ・ケンドリック(シンデレラ)/マッケンジー・マウジー(ラプンツェル)/ビリー・マグヌッセン(ラプンツェルの王子)/ダニエル・ハトルストーン(ジャック)/ロブ・マーシャル監督

(c) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
Photo by Mayumi Nashida

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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