晴れ着姿の前田敦子も感涙？　『ホビット決戦のゆくえ』ワールドプレミアに集結した旅の仲間たちが豪華すぎる！

2014/12/03 06:00 よしだたつき

『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』でアカデミー賞史上最多11部門受賞を成し遂げたピーター・ジャクソン監督が、全世界で1億人が読んだJ.R.R.トールキンによる冒険物語を映画化した『ホビット』シリーズ。その待望の最新作であり、シリーズの完結編となる『ホビット決戦のゆくえ』が、12月13日（土）より日本公開となります。

ロンドンの歴史あるレスタースクエアーにて、現地時間12月1日（月）、過去最大規模のワールドプレミアが開催。長きに渡りメガホンを務めてきたピーター・ジャクソン監督を始め、シリーズを通して主人公“ビルボ”役を演じたマーティン・フリーマン、灰色の魔法使い“ガンダルフ”を演じたイアン・マッケランら超豪華なキャストとスタッフが集結する異例の一大プレミアとなりました。

4000人のファンと200媒体ものマスコミが詰めかけたレスタースクエアー前には、長いグリーンカーペットが出現。

世界中の女性から絶大な人気を誇るエルフ族の戦士“レゴラス”を演じたオーランド・ブルーム。

邪悪な火竜“スマウグ”を演じ、日本のイギリス人俳優ブームの火付け役ともなった、ベネディクト・カンバーバッチ。

映画史上最も醜く、かつ最も人気の高いモンスター“ゴラム”を演じたアンディ・サーキス。

さらに、オーランド・ブルームと人気を二分する人間族のリーダー“バルド”役のルーク・エバンスや、ドワーフの王“トーリン”役のリチャード・アーミティッジ、エルフの長“スランドゥイル”を演じたリー・ペイス、ドワーフのキーリーとの切ない恋に落ちたエルフの“タウリエル”を演じたエバンジェン・リリーなど、冒険の仲間たちが続々と登場して会場を沸かせました。

“ビルボ”役のマーティン・フリーマンは、シリーズがいよいよ完結を迎えるにあたり「映画が完成して、早くみんなに観てもらいたいと思っている。すごくワクワクしているよ。（終わってしまう）悲しみはなくて、むしろこの映画をみんなと分かち合いたいんだ」と、コメント。さらに、「日本にもたくさんのファンがいることは聞いているよ。日本に訪問したのも楽しい思い出だし、またぜひ、日本へ行きたいと思っている。完結編を楽しみにしてほしい」と、日本のファンにメッセージを送りました。

前田敦子もワールドプレミアに参加

この日は、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの大ファンである前田敦子さんが、日本のファン代表としてワールドプレミアに参加。赤い晴れ着姿でグリーンカーペットへ登場した前田さんは、「世界中の人々がこの原作を読んで、映画を観ています。このシリーズには、世代を超えて楽しむことができる、計り知れないほど壮大なドラマとストーリーがあるんです！　今回はワールドプレミアで、しかも3Dで本作を観ることができるので、映画ファンとしてはたまらない経験です！」と、シリーズへの熱い思いと本作への期待を興奮気味に語りました。

そんな前田さんは、カーペット上で憧れのオーランド・ブルームと対面。「アメイジング！　素敵だよ！」と晴れ着姿を褒められた前田さんは、「ありがとうございます」と照れながら返し、その後熱い抱擁を交わしていました。

映画鑑賞後に再びメディアの前に現れた前田さんは、「すっごい泣きました。私がそれだけこのシリーズが好きなんだと実感しました。この作品には再会、友情、愛、すべてが詰め込まれています。どのキャラクターにも感情移入ができます。ラストに向かう戦闘シーンは本当に見ごたえがありました！　旅が終わったなぁとラストを実感しましたが、もっと続いてほしいと願ってしまいました」と大絶賛。同時に、これから公開となる日本のファンにとっては、否が応でも期待が高まるコメントとなりました。