「細かすぎるパ・リーグ選手モノマネ」が話題の動画制作者・ストリークPさんに突撃!

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「細かすぎるパ・リーグ選手モノマネ」が話題の動画制作者・ストリークPさんに突撃!
 ニコニコ動画に投稿された「【第7回MMD体育祭】細かすぎて伝わらないパリーグモノマネ」がネット上で話題だ。

 「MMD」とは、初音ミクなどの3Dモデルを操作し、個人が手軽にCGアニメーションを作成できるフリーソフト「MikuMikuDance」のこと。「MMD体育祭」とはMMDやその派生ソフトを使用し、スポーツに関連する動画をニコニコ動画上にアップロードするイベントのこと。

 本動画の元ネタは、バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で不定期に放送される「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」。芸人たちが細かすぎて人に伝わりづらいモノマネを披露する人気コーナーである。

 この動画では、3Dキャラクターの初音ミクが、「際どいボールをカットして体制が崩れるのをこらえるソフトバンク松田」などのマニアックなモノマネを披露。

 視聴者からは「お見事w」「ひさしぶりに腹かかえたww ありがとう!w」「セ・リーグ編も作って欲しい!!」など絶賛の声が上がっている。

 動画制作者のストリークPさんも、毎年野球動画を作成しMMD体育祭に参加している。そこで今回話を詳しく聞いてみた。

 本人によると、今年はシンプルに初音ミクのモーション(動作)だけで勝負しようと思い、細かすぎて伝わらないモノマネを製作することにしたという。

 MMDで3Dキャラクターに本物の人物と同じ動きをさせるためには、映像から野球選手の動きをトレース(なぞり写す)し、3Dモデル用にデータ化する作業が必要だ。選手1人の10秒前後の動きをトレースするのに、3~4時間ほどかかるという。

 気の遠くなる作業のように感じるが、それでも「これまでに大体100人は作っているので、さすがに慣れました。10秒に数時間かかるのはMMDでは普通というか、早い方だと思いますよ(笑)」と語る。今回は約2分の動画だが、「音や映像編集込みで、1日3~4時間作業して2週間程度」の時間を費やしたそうだ。

 モノマネではとくに指の動きにこだわっており、「バットを握る前の仕草や、バットの持ち方に注目して下さい」とのこと。コアな野球ファンにはたまらない動画だろう。

 このように、野球のMMD動画で話題のストリークPさんだが、初音ミクを用いた自作曲も20曲以上あり、2010年にはオリジナルCDを制作している。今後については「私の本業は作曲だと思っていますので、曲をたくさん作ってまたCDを制作したいです」と明かしてくれた。

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