世間で「キモオタ」と呼ばれている男たちの未来に待つ孤独死について
世間にはキモオタと呼ばれている男どもがいます。キモオタとは「気持ち悪いオタク」の略語で、ある意味、蔑称という認識をしている人もいるようです(当記事では蔑称として使いませんが)。
ですので、たとえキモオタが自分をキモオタだと自覚していても、「おい! そこのキモオタ」と呼ばれたら良い気分はしないかもれません。
ではどうして、キモオタはキモオタと呼ばれるのでしょうか? そこらへんにいた29人に「キモオタの定義や特徴」を聞いてみたところ、興味深いことがわかりました。
・キモオタの定義や特徴
アニメキャラに性的な興奮をする
フィギュア(人形)に性的な興奮をする
ブサイク
幼女に性的な興奮をする
体臭や口臭など衛生的な部分に無頓着
太っている
ファッションにこだわりがない(服に無関心)
リアルな彼女を作ろうとしない(できない)
猫背
「ござる」とか「おぬし」とか言ってる
話しかけても会話が弾まない
部屋にアニメとかゲームの美少女ポスター貼ってる
スマホとかタブレットを2~3台持ってる
「オタクでもイケメンだったら面白い趣味って思うけど、だいたいがブサイクでキモいからキモオタって思っちゃう」と話している女性もいましたが、それはさすがに偏見というもの。顔面偏差値はキモオタかどうかに関係ありません。
偏見によって気持ち悪いと思われがちなキモオタたちですが、気持ち悪いと思われるだけならまだ大きな問題ではありません。
キモオタがこのまま独身で生活を続けた場合、40歳、50歳、60歳、70歳となったとき、孤独死をするしかないという点が問題なのです。他人とのコミュニケーションも少なくなっている可能性もあり、孤独死のまま発見が数年後なんてこともありえます。
大金をつぎ込んだゲームやアニメはすでにブームが去って無価値となり、自分が追っかけしていたアイドルはイケメンと結婚して幸せな生活を送っているとき、キモオタと呼ばれている人たちは孤独にひとり。
キモオタを待っている未来は孤独死しかないのでしょうか? いいえ、答えはノーです。日本政府はSNSでキモオタ同士がコミュニケーションを取り合う場を作り、お互いの生存確認をするサービスなどを導入する必要があると思われます。
そうすれば、キモオタを日本国が保護し、孤独死をしたとしても遺体をすぐに発見でき、成仏させることができるのではないでしょうか。つまり、日本政府はキモオタと呼ばれている人たちを保護する法律を作る必要があるといえるのです。
それと同時に、キモオタという言葉を蔑称ではなく文化人の呼称として広め、キモオタの地位向上を目指すべきでもあります。体臭、口臭、肥満、不摂生、人間関係、それらを改善せず、自分の好きなことにだけ没頭するキモオタたちの行為は、常人では到底不可能な存在です。まさにニュータイプそのもの、エリートなのです。
まずはキモオタという言葉を蔑称と考えるのをやめることからはじめましょう。キモオタはエリートですから。キモオタという名称をかっこいいものに変えましょう。たとえばキモンヌ、キーモ、キモニャン、オタキモ、キモッパーなどです。そうすることで、キモオタの存在価値が上がると考えます。
キモオタは自分で何かを作る能力はありませんが、消費する能力にだけは長けています。日本国は、消費するキモオタをもっと手厚く保護し、優遇することが経済のために大切なのです。
とりあえずエンピツとかコップとかクリアファイルにアニメの絵をプリントして売れば、それだけでどんどん買ってくれます。10円の価値しかないただのプラスチックもアニメをプリントすれば1000円で買ってくれます。そこに「限定」という言葉をつければ1万円にもなります。まさに錬金術です。
そんな大切な消費者の彼らを孤独死させてはいけないのです。元気なうちはどんどん消費してもらいましよう。
高齢のキモオタに天国か地獄からお迎えがくるころ、今までの人生を後悔したまま意識が遠のいていくかもしれません。「なんと無駄なことにお金と時間と私生活を捨ててきたのだろう」と。そのとき、日本政府はキモオタ保護法によって職員を派遣し、意識が遠のく彼に対して「ありがとうね」と声をかけるのです。キモオタは自分を肯定したまま気持ち良く天国か地獄に召されるはずです。
コラム: キャロライン
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