ブラピの“男気”シーンがイカすぜ! オスカー最有力映画『フューリー』の予告編が解禁
昨年度、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞作品賞を受賞し、近年プロデューサーとしての手腕も発揮しているブラッド・ピット。そのブラッド・ピットを主演に迎え、1945年の第2次世界大戦下ヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた、5人の兵士たちのキズナを描く戦争アクション超大作『フューリー』が、11月28日(金)より日本公開となります。本日、そのポスタービジュアルと、ブラッド・ピットの男気あふれる表情がたっぷりと堪能できる予告編映像が公開されました。
ブラッド・ピット主演 『フューリー』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=hvPUvO-V7oU
1945年、第2次世界大戦下のヨーロッパ戦線。過酷な戦場を経験してきた戦車部隊の指揮官ウォーダディ(ブラッド・ピット)のもとに、戦闘経験のない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配属され、“激しい怒り”を意味する”フューリー”と名付けられたシャーマン戦車に集まった5人のアメリカ兵士の闘いが始まります。野原で繰り広げられる戦車同士の激しい砲撃戦を目の当たりにして衝撃を受けるノーマンに対し、「理想は平和だが、歴史は残酷だ」と静かに諭すウォーダディ。そんな厳しい戦闘を切り抜けたフューリー部隊は、他の部隊が壊滅していく中、ある地点を死守せよとの命令を下されます。行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲に立ち向かい、世界最強とうたわれるティーガー戦車との死闘を生き延びた5人ですが、ついにはたった1両の戦車で敵の精鋭部隊300人を迎え撃つことに……。この地に留まり、戦い続けることは“死”を意味する絶望的な状況の中、ウォーダディは「今まで戦ってきたんだ、やり抜くぞ」と檄(げき)を飛ばします。「僕も戦います」と応えるノーマンら4人の兵士たちは、果たして、この絶望的なミッションを切り抜けることができるのでしょうか? 「ここが俺の家だ」と、決してフューリーを見捨てないウォーダディのたくましい表情は名シーンを予感させます。
名作『プライベート・ライアン』の公開から16年。戦争映画の歴史を塗り替えると期待される『フューリー』は、ブラッド・ピットがその脚本に惚(ほ)れ込み、自ら主演と製作総指揮を務めることに決定。監督は、元軍人という異色の経歴を持ち、1945年当時の米・シャーマン戦車に加え、世界に現存する7台のうち唯一走行可能な独・ティーガー戦車による撮影を映画史上初めて実現するなど、徹底したリアリティを追求するデヴィッド・エアー。
主演のブラッド・ピットと共に戦車に乗り込むキャストには、『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフが冷静な砲手役で新境地を見せ、戦争未経験ながらチームの一員として奮闘する重要な役に『パーシー・ジャクソン』シリーズや『ウォールフラワー』で注目の若手俳優ローガン・ラーマンをキャスティング。『エンド・オブ・ウォッチ』でデヴィッド・エアー監督との現場を経験しているマイケル・ペーニャは操縦手を演じ、大きな体つきでムードメーカーとなる装塡手役には、人気テレビドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』でグループをかき乱すシェーン・ウォルシュ役を演じたジョン・バーンサルという個性派がそろいました。
今年度のオスカー最有力の呼び声も高い本作。昨年度に続き、ブラッド・ピットの2年連続のオスカー受賞は果たされるのでしょうか。
映画『フューリー』公式サイト:
http://fury-movie.jp/
(c)Norman Licensing, LLC 2014
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