【孤独のグルメ】大田区蒲田の海老の生春巻きととりおこわ / ティティ(THI THI)
ベトナム料理。食べたことがない人のなかには、エスニックなスパイシー料理をイメージしている人もいるようだ。それはタイ料理と混同しているからかも?
ベトナム料理は、限りなく優しい、ふるさとの味。まさに食材を生かした料理が多く、調味料はあくまで「食材の引き立て役」。
ごちゃごちゃとした雰囲気に包まれた街・蒲田には、絶品ベトナム料理店がある。
『ティティ』(THI THI)だ。ここにきたら絶対に食べておきたいのが、海老の生春巻き。
タイにも似た料理があるが、ベトナムのほうが野菜の味を強く生かしたテイスト。ソースを少しつけてガブリとかじりつこう。
パリッとした野菜が折れる食感、プリッとした海老が弾ける食感、シットリとした生地がちぎれる食感、それらとともに、甘辛のソースによって引き出されたサラダとも思える旨味が広がる。
いや、生地で包まれている分、野菜が圧縮されているので、サラダよりも旨味も味わい深い。
揚げ春巻きも侮れないうまさ。先端だけカリッとした食感で、筒の部分はシットリとした揚げ具合。これは中にたっぷりとエキスが入っている証拠。
パクチーやミントなどの生野菜に包んで食べれば、香ばしさを香草が盛り上げてくれる。これはウマイ!
とりおこわやレモングラスのビーフンも強く推奨したい。
特にレモングラスのビーフンは、まるでスパゲティのように太い、珍しいビーフンを堪能できる。
生野菜をたっぷりとのせて、パリパリとした食感を楽しみつつずずっとすすろう。これもまた、繊細な香草がビーフンの旨味を引き出す。
不思議な食感と味を体験したいなら、肉入りおもちを注文するといい。
限りなくモチモチとした弾力あるもちの中に、さつま芋のような風味の具が入っている。この食感と味、日本には存在しないのではないだろうか? なんとも不思議な料理である。
食後には、本格的なベトナムコーヒーを飲んで一休みしたい。コップの上に器具をのせ、そこからじっくりとコーヒーがしたたってる。
コップの底には練乳がたっぷりと沈んでいるので、スプーンでかき混ぜて飲もう。この独特な甘さ、どこかなつかしい味がある。
店名: ティティ(THI THI)
住所: 東京都大田区蒲田5-26-6B1
営業: 17:00~23:00 土日祝12:00~22:00
休日: 月曜日
料理: 海老の生春巻き648円、とりおこわ918円、揚げ春巻き972円、レモングラスのビーフン918円、肉入りお持ち918円
記事: 東京メインディッシュ http://main-dish.com/
記事: 東京メインディッシュ http://main-dish.com/
知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。
ウェブサイト: http://buzz-plus.com/
TwitterID: buzzplus_news
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。