大迫力3Dを堪能するなら吹替版で! 『トランスフォーマー/ロストエイジ』玄田哲章(オプティマスプライム)インタビュー

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夏休み映画の大本命! 『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』が8月8日より公開。「トランスフォーマー」誕生30周年を祝うかの様に、連日多くの人が劇場に訪れています。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』は、人類の存亡をかけ、メガトロンとセンチネルプライムの野望を打ち砕いたシカゴでの戦いから数年後を描いた物語。オプティマスプライム、バンブルビーらお馴染みのオートボットはもちろん、未だかつて無い動きを見せる“恐竜型”トランスフォーマーも登場します。

「洋画は字幕派!」という人は多いと思いますが、本作は世界で初めてIMAX3Dデジタルカメラで全編撮影された、超ど迫力の映像に集中出来る日本語吹替版がオススメ。今回は、オプティマスプライムの声を務める声優の玄田哲章さんにインタビュー。アーノルド・シュワルツェネッガー公認吹替声優であり、数々の洋画に参加してきた玄田さんに映画の見所や、オプティマスの魅力など色々なお話を伺ってきました。

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――いよいよ『トランスフォーマー』シリーズ最新作となる『トランスフォーマー/ロストエイジ』が公開となりましたが、最初に台本を読んだ時の感想を教えていただけますか?

玄田:父親と娘、その恋人がぶつかりあいながら助け合っていく姿が見どころのひとつですね。。シリーズ物って前作を越えていかないといけないプレッシャーがあると思うのですが、『トランスフォーマー』はやっぱり脚本がしっかりとしてるなと。もちろんオプティマスが颯爽と恐竜に乗って戦う勇姿。興奮の連続です。

――今年はトランスフォーマー誕生30周年を迎えたメモリアルイヤーですが、玄田さんはアニメ版のコンボイ役から演じられていますが、この30年間で印象に残っている事はありますか?

玄田:やっぱり一番は実写映画になった事が大きいですよね。今までおもちゃとアニメで終わっていた世界をさらに広げてくれたというか。ロボットもので実写っていうのは、これまでもありましたが『トランスフォーマー』ほどの迫力を持っている作品ってなかなか無いし、スピルバーグって人は本当にすごいなと思いますね。

――オートボットはどれも個性がたっていますが、特にオプティマスはいつも冷静で格好良くて。本作でのオプティマスを演じる際に意識した事はなんですか?

玄田:今回のオプティマスは自分の仲間を殺された事や、人間に裏切られた事があって結構感情的になっていますよね。僕も演じているうちに、怒りの感情にのめり込んでしまうのですが、やりすぎると悪役になっちゃうからさじ加減が難しかったです。

――本当に今回はオプティマスもピンチの連続で……。観ていてハラハラしてしまいました。

玄田:これでもう終わりだろう、というくらいまでやられてしまいますからね。ボロボロで傷だらけで。でもオプティマスはどんな絶体絶命の状況になっても意志が強くて、どんなに非道な扱いされても結局は人間を守る。宇宙から来たというのに、どうしてここまで人間と通じ合うのだろうと思いますよね。そうしたオプティマスの気持ちを考えながら演じていました。

――そんなストーリーと、大迫力な映像をより楽しむには日本語吹替がピッタリですよね。

玄田:そうですね、字幕を追う作業から解放されるから。最近では、洋画のテレビ放送も少なくなったし、日本語吹替で映画を楽しむ機会が減っていますよね。『トランスフォーマー』は吹替のクオリティにもとてもこだわっていますので、日本語吹替版にも注目していただきたいです。

――どうもありがとうございました!

『トランスフォーマー/ロストエイジ』ストーリー

オプティマスプライムらオートボットの面々は、トランスフォーマーを厳しく取り締まろうとする政府の手から逃れていた。ひとり娘のテッサと暮らす廃品工場のオーナーで発明家のケイドはある日、古いトラックを安価で手に入れるが、そのトラックこそ、車に変形して身を隠していたオプティマスプライムだった。その頃、人類滅亡を目論む新たなディセプティコンが地球に襲来。恐竜からトランスフォームする謎の第三勢力ダイナボットも現れ、新たな戦いが巻き起こる。

http://www.tf-movie.jp/

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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