ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • 大泉洋『探偵はBARにいる』シリーズへの愛を語る「“好きなんだけど映画館には行かない”だと続かない」
  • 北野武からの出演オファーに「役者やってて良かった」 『アウトレイジ 最終章』池内博之インタビュー
  • 『レディ・プレイヤー1』キャストインタビューで判明!「実際にこの映画をテーマにしたゲームが発売予定だよ」
  • コムアイ(水曜日のカンパネラ)インタビュー「お風呂に入った猫がシュッと細くなってしまうところが情けなくて愛しい」
  • 『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』サイモン・ペッグインタビュー「ベンジーがイーサンに唯一勝てる場所」とは?
  • 窪塚洋介が明かす未体験への挑戦と驚き 映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを飾る
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で大大活躍中! チューバッカさん直撃インタビュー:動画  
  • 戸次重幸が「理解出来ないほどの悪い役」に挑む実話をベースにした物語『神と人との間』
  • 『パシフィック・リム:アップライジング』監督&ジョン・ボイエガに「ぼくのかんがえたさいきょうのかいじゅう」を見てもらった!
  • 北原里英が映画主演で後輩に見せる“道”「AKB48が夢の通過点では無くゴールになっているからこそ」
  • 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レンはどうなっちゃうの? アダム・ドライヴァーを直撃!
  • 『斉木楠雄のΨ難』インタビュー 佐藤二朗「橋本環奈が高校にいたら可愛すぎて男子は正気を保てないでしょ」
  • 柄本佑が前田敦子を絶賛「“僕のあっちゃん、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある」
  • 注目俳優・太賀インタビュー「誰しもが漠然とした不安を抱える10代だった」 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』
  • 俳優・中村倫也インタビュー「女子の周りから固める恋愛作成は逆効果な気がします(笑)」
  • 『アントマン&ワスプ』エヴァンジェリン・リリーインタビュー「7歳の息子がワスプになりきっているのをこっそり見てしまったの!」

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【ITスーパースター列伝】サーゲイ・ブリン ~Google Glassが解放する未来~

【ITスーパースター列伝】サーゲイ・ブリン ~Google Glassが解放する未来~

Googleの共同創業者のひとり、サーゲイ・ブリンはここ数年、新しいウエアラブルデバイス「Google Glass」の開発に注力している。実用化も間近と伝えられるこのメガネ型の端末に、彼はどんな未来を見ているのか?

「欲しい情報がその時に向こうからやって来る世界、それを15年前に思い浮かべました」

昨年2月、TEDに登場したブリンは、Google Glassを紹介するプレゼンの中で、そのように述べた。15年前とは、Googleが会社として設立された年である。

Googleの追求により、検索窓に言葉を打ち込んで、自分から欲しい情報を探すことは今や当たり前になった。しかし、ブリンは、そのビジネスを立ち上げた瞬間から、「目指す未来はこれじゃない」という感覚を抱き続けてきたのだという。

PCからスマートフォンへと時代は変わり、検索はまさに”いつでも・どこでも”可能になった。いわば、デジタル端末と我々の身体との距離がどんどん近くなっていったのが、コンピューターの進化の歴史とも見ることができる。

しかし、Googleにとってはこれがゴールではない。ブリンがGoogle Glassを発案したのも、「検索はもっと自然に行うことが理想なのではないか?」という発想がもとになっている。彼は言う。

「スマートフォンを覗き込むたび、人や情報と今後もずっとこのようなかたちでつながっていくのだろうかとすごく疑問を抱きました。(スマホを見ながら)下を向いて歩く姿が人類の最終形なのでしょうか? こうしたビジョンによって、僕らはGoogle Glassをデザインしました」

ブリンがスマホに感じた疑問とは、常に手元をじっと見ることで、「社会とつながるどころか、人はかえって孤立してしまうのではないか?」というもの。使い込めば使い込むほど、人間にとって不自然な道具に思えてきたというのだ。

ここで冒頭の発言に戻る。検索の理想とは、能動的に行うことではなく、欲しいと思った瞬間に向こうから来ること。まずブリンは、スマホに支配されていた手を解放することを考え、次いで両目を”のっぺりとしたガラスの板”から解放することにした。それで行き着いたのが、メガネ型のウエアラブル端末だったというわけである。

Google Glassでは、文字を入力する手間はない。「OK,Glass」と声をかければ欲しい情報を検索してくれるし、検索機能をオンにしておけば、目に映る人やモノに関連する情報を自動で表示してくれる。

小型のカメラは、開発の初期段階では搭載されていなかった。しかし、これを実装したことで、デジカメやスマホを取り出す必要もなく、いつでも家族や友人と過ごす時間を切り取り、その場でシェアできる。検索だけでなく、ソーシャルの機能も導入されたのだ。

もともとGoogle設立の目的は、「世界中のあらゆる情報をネット上に解放すること」にあった。しかし、Google Glassの計画によると、将来的にはユーザーが見ている”すべての光景”をクラウド上のストレージサーバーに保存し、必要に応じて検索できるようにするつもりだという。世界中の情報だけでなく、自分の記憶すらも、ネット上に保存されるようになるのだ。そのとき、すべてはGoogleの手の中にある。

果たして、この未来を素晴らしいと感じるか、それともディストピアと感じるか。それは人それぞれだろう。ただ、Googleがウエアラブルデバイスにより、人類の可能性を更新しようとしていることは確かだ。

参考情報(外部サイト)

Sergey Brin: Why Google Glass?

デジタル・IT
TIME & SPACEの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy