「やりましょう!」の孫正義氏! 『iPhone』の“頭金”問題については依然沈黙
※2010年6月16日 0:43 追記
この記事からおよそ7時間後に孫正義氏の発言があり、”頭金”問題については対策の方向へ動き出している。
詳しくはこちらの記事へどうぞ。
孫正義氏がついに沈黙を破ってiPhone“頭金”問題に言及!
『iPad』や『iPhone 4』の販売で”ビッグウェーブ”に乗りまくっているアップル。日本で販売を行っているソフトバンクも、アップル同様、非常に勢いづいていると言えよう。
そんなソフトバンク関連で気づいたことや要望などを、社長の孫正義氏に『Twitter』でリクエストすると、フランクかつスピーディーに返事がもらえる事があるのはご存知だろうか。
過去には、こんなやりとりが『Twitter』上で見られた。
・iPhone4の予約は、ぜひOnlineでできるようにお願いします。
→やりましょう!
・父名義でiPhoneを持っていて引っ越しをしたら電波が入らなくなりました。父と住所が違うのですがうちにホームアンテナを設置できますか?
→やりましょう!
・iPhone 4Gに早く乗り換えたいのですが、割賦契約中の3Gユーザには当分無理なんですか?
→やりましょう!
・始めまして、浜崎あゆみと申します。孫さんーっっっ‼犬のお父さんと共演したいでございます。
→やりましょう!
・昨日友達の家行ったらFONルーターが設置されてた。あれは、iPhone買ったときには無かったのでもう手にはいらないの?
→やりましょう!
・全てのSBショップで無料wifiを提供して貰えませんか?
→やりましょう!
これらはほんの一部だが、大企業とは思えぬ対応の速さや柔軟さに、「ソフトバンクは神対応」という声がネット上でも見られた。ところが、『iPhone 4』の予約受付が開始された6/15から、「予約するには”頭金”が必要である」とショップに説明を受けた人からの書き込みが見られるようになった。
Togetter – まとめ「iPhone4予約で「頭金」と称して上乗せ金を騙し取るショップまとめ」
http://togetter.com/li/29602
『Yahoo! 辞書』によると「頭金」とは、「売買代金の分割払いの約束があるときに、買い主が最初に支払うべき金額」とある。つまりは「全体金額の中の一部金額を最初に支払う」という認識が一般的であろう。
ところが、一部のソフトバンクショップでは「本体代金に上乗せで”頭金”がかかるところがある」という。「携帯電話本体の価格はショップが自由に設定できるため、料金の上乗せも問題ない」というのがショップの言い分らしいのだが、ここであえて「頭金」という言葉を本来と違う使い方をしている点が、非常に紛らわしい。
先の『Togetter – まとめ』では、この『iPhone』の“頭金”問題に関する”つぶやき”がまとめられているのだが、ほとんどの発言が、孫正義社長のTwetter ID(@masason)に直接、投げかけられた”つぶやき”なのだ。
しかし、これまでの歯切れのいい対応とは異なり、この“頭金”問題に関する孫氏の発言は、まだ無い。対応を検討中なのか、このままうやむやになってしまうのか、注目が集まる。
『iPhone 4』という超人気商品だけに、これからも予約・購入する人が増えるのは間違いないだろう。購入しようと思っている方は、条件などを良く確認し、トラブルに巻き込まれないよう注意してほしい。
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