この時間泥棒!RPG的マインスイーパー『マモノ・スイーパー』がスゴい

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『マモノ・スイーパー』がスゴい

この記事を読んだ方。今から紹介するゲームは、くれぐれも就業時間中にプレイしないでください。そんな前置きが必要になってしまうFlashゲームが『マモノ・スイーパー』です。タイトルで想像がつくと思いますが、モンスターと戦うRPG要素を加えたマインスイーパー。一度始めたらずっと遊んでしまい、思わず「時間泥棒!」と言いたくなってしまうほどハマる人が続出しています。

『マモノ・スイーパー』は、Hojamaka Gamesが制作したFlashゲーム。だれもが一度は遊んだことがあるマインスイーパーに、ドット絵のグラフィックとRPG要素を加えているのがポイントです。マスが敷き詰められたフィールドには地雷の代わりに、複数のレベルを持ったモンスターが散らばっています。このモンスターを全滅させるのがゲームの目的です。

マスをクリックしてそこにモンスターがいない場合は、その周囲8マスにいるモンスターのレベルを合計した数字をヒントとして表示。クリックしたマスにモンスターがいると、モンスターとの戦闘になります。戦闘は一瞬で終わりますが、自分のレベルと同じダメージをモンスターに与え、モンスターが死ななかったら、自分とモンスターのレベル差分のダメージを受けるという戦闘内容。自分がレベル1ならレベル1の相手をノーダメージで倒せますが、レベル3の相手だったら攻防が3回発生し、6のダメージを受けるという仕組みです。戦闘が終わると経験値を獲得し、経験値をためるとレベルが上がっていきます。

つまり、数字をヒントに弱いモンスターを探して戦い、レベルを上げていくというRPG的なゲーム内容となっています。調子に乗って遠出(数字の大きいマスの隣をクリック)して、レベルが高いモンスターに瞬殺されたり、ヒットポイントが少なくなってビクビクしながら探索を続けたりと、RPGを遊んでいるかのような臨場感でマインスイーパーを楽しめるのです。そもそもマインスイーパーは、マウスでカチカチとクリックして遊ぶ作業的な感覚が、人間の根源的な欲求を満たしてくれる人気ゲーム。これにRPGの世界観とスリルが加わるのですから、人気にならないはずはないですね。

評判になったことから、Hojamaka Gamesは続編を矢継ぎ早にリリース。モンスターの配分を変えて難易度を高くした『EXTREMEモード』、フィールドを広げてモンスターの種類を増やした『HUGEモード』、ユーザーの要望にこたえて、モンスターを殺せない(瞬殺される)『BLIND』モードと、現在ノーマル版を含み4種類のモードを展開しています。作者は『Twitter』で「7バージョンくらい作る」とつぶやいており、今後も広がりを見せそうな『マモノ・スイーパー』ワールド。楽しみですが寝不足になりそうなのが気がかりです……。

マモノ・スイーパー(ノーマル・EXTREME・HUGE・BLINDも同じページで遊べます)

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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