四股に鉄砲! ぶつかり稽古も 総合格闘技“UFC”のロイ・ネルソン選手が出羽海部屋で相撲体験
『PRIDE』の隆盛で日本中にブームを巻き起こした総合格闘技(MMA)。日本でのブームが収束後、名実ともに世界最大のMMA団体となった“UFC”は、9月20日にさいたまスーパーアリーナで『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014』を開催します。対戦カードなどが発表された6月26日の記者会見に来日したUFCファイターのロイ・ネルソン選手が、同日朝に東京・両国の出羽海部屋を訪問。まわしを締めて相撲稽古を体験しました。この稽古の模様を取材してきましたので、レポートをお届けします。
取材陣が待つ出羽海部屋の前に車で登場したネルソン選手。米国のリアリティショー『The Ultimate Fighter』シーズン10に優勝してUFCと契約を果たし、元PRIDE王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手を第1ラウンドでKOするなど活躍するヘビー級のトップファイターです。
取材陣はネルソン選手と一緒に出羽海部屋の中へ移動。相撲部屋に初めて入ったのでちょっと感動! 中では既に力士たちの稽古が始まっています。
出羽海親方の隣に座ったネルソン選手は、スマートフォンで稽古の模様をパチリ。自身の『Facebook』で公開していました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10152462572547512
更衣室に移動して、スパッツの上からまわしを締めてもらうネルソン選手。アンコ型の体型だから、意外と似合うな……。
一礼して稽古場に入るネルソン選手。まず四股の踏み方から手ほどきを受けます。
股割りにも挑戦しますが、力士のように柔らかくはないようですね。
続いて柱に突っ張りを打ち込む“鉄砲”の稽古。ブラジリアン柔術をバックグラウンドに持ちながら、パウンドやフックといった打撃も得意なネルソン選手ですが、相撲の攻撃スタイルは何か参考になる部分はあるのでしょうか。
いよいよ土俵に入ってぶつかり稽古。タックルのパワーとスピードはさすがですが、外股になっていないこと、つま先立ちになってしまうことを親方から指摘され、指導を受けていました。
力士たちの巨体がぶつかり合う姿はド迫力! 金網のオクタゴンの中ではパワーを発揮するネルソン選手ですが、土俵の上での激しいぶつかり合いを神妙な面持ちで観察しているのが印象に残りました。
その後もすり足などの練習をして、この日のネルソン選手の稽古は終了。
相撲の稽古に参加して「光栄だ」とコメントしたネルソン選手。「足の使い方が勉強になった」と、この日の体験は今後のファイトにも生かされそうです。9月の日本での大会では、何か相撲にちなんだパフォーマンスが披露されるかも?
『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014』では、メインイベントで『K-1』や『PRIDE』でも活躍したマーク・ハント選手との対戦が決定。日本人選手では五味隆典選手、山本KID選手、秋山成勲選手といった『PRIDE』~『DREAM』で活躍した選手の出場が発表されているほか、UFCでは初の日本人女性選手、中井りん選手の出場も注目されています。大晦日は格闘技観戦を楽しんでいたという人には見逃せない大会になりそうです。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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