【かしこい「空」旅のススメ】(2)国内LCC3社をタイプ別で紹介
日本では現在、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、バニラエアの3社がLCCとして就航する(2014年5月現在)。それぞれのLCCに特徴があり、自分の利用ニーズに合わせて選ぶ際の参考にしてみてほしい。
■とことん節約!就航路線が多い→ジェットスター・ジャパン
「とにかく安ければ良い」という人向けのLCCが、成田空港を拠点とするジェットスター・ジャパン。機内食や機内販売などの内容では他社に劣るが、LCC3社の中で国内就航路線が最も多いため、自分に合う路線や時間帯が選びやすい。ビジネス利用もしやすい東京(成田)~大阪(関西)など、発売する最も安い運賃が前夜まで予約でき、「ローソン」などのコンビニエンスストアで航空券を購入・発券できるのも便利。購入する運賃によってはJALのマイルも貯まる。
■運賃もサービスも満足度高し→ピーチ・アビエーション
関西空港が拠点のピーチ・アビエーション(Peach)は、リーズナブルな運賃に加え、機内食で関西風お好み焼きや女子向けスイーツを販売したり、機内販売限定のグッズもかわいくて人気が高かったりと、一度乗ると満足度がとても高く、リピーターも多い。また、関西空港が24時間空港なので前日の便が大幅に遅れても翌日の運航に支障が出ることはまれで、定時就航率が高いのも利用者からするとメリットの1つ。Peach便専用となっている関空の第2ターミナルもシンプルな造りで利用しやすい。
■思いっきりリゾート気分&手荷物無料→バニラエア
エアアジア・ジャパンの撤退から再出発したバニラエアは、成田発札幌(新千歳)、沖縄(那覇)、台北(桃園)、ソウル(仁川)といったリゾート路線にこだわり、7月にはLCCとしては初の奄美大島への路線にも就航する。シンプルでわかりやすいホームページや料金体系、通常運賃で最も安い「シンプルバニラ」でも他のLCC2社と異なり、チェックインカウンターで預ける荷物(受託手荷物)が20kgまで無料なので、お土産が増えても安心。有料の機内食もリゾート気分満載のメニューがそろう。
さらに、春秋航空日本が6月27日から成田空港を拠点に高松、広島、佐賀の3路線で就航する。
(Written by Aki Shikama)
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