【大阪珍スポット】 南大阪にある巨大な「塔」に誰もが驚く まるでガウディ!

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大阪人なら誰もが知っている巨大な塔が、大阪府南部の富田林市にある。30kmほど離れた日本一高いビル「あべのハルカス」展望台からも眺めることができ、特に近くで見るとその大きさに誰もが圧倒される。しかも、そのデザイン、なかなか奇抜で一目見たら忘れられないインパクトを強烈に残す。
この塔は通称「PLタワー」、正式名称は「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」といい、大阪万博が開催された1970年の8月1日に落成された。高さは180メートル。PLはパーフェクトリバティー(PL)教団(http://www.perfect-liberty.or.jp)で、高校野球での常連出場校のPL学園は系列の学校にあたり、毎年8月1日に開催される「教祖祭PL花火芸術」も有名だ。この教団の本部が富田林市にあり、PLタワーは本部から近い場所に立地している。
PLタワーはPL教団の公式ホームページによると、開塔時間は午前10時から午後4時まで、休塔日は水曜日とある。誰もが入ることができるかというとそうではなく「参拝」目的のみなのでくれぐれも注意したい。とはいえ、信者だけでなく一般の人も参拝できる。
PLタワーの入り口に近いバス停から歩くと20分ほどかかる。車やバイクなら近くの駐車場に停めれば5分ほどだ。タワーの内部に入ると、PL教団を象徴するかのようなオブジェが点々を飾ってあり、厳かな雰囲気とともになんとも不思議な空間。また、塔の2階には神殿もあり、ここまでは信者でなくても入ることができる。
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まるで「ガウディ」のような、また知人は「映画の20世紀少年に出てくるみたい」とも言っていたが、いったい誰がデザインしたのかというと、第2代教祖の御木徳近氏。天を指す手を表現してこのデザインになったという。同じ大阪の万博公園にはあの岡本太郎氏がデザインした「太陽の塔」があり、落成が同じ1970年なのは何かの奇遇だろうか。
筆者がこどもの頃、もう20年以上前になるが、PLタワーの展望フロアまで行くことができ、とても眺めが良かった記憶がある。残念ながら現在は2階より上のフロアには上れない。それでも、内部まで入る勇気がなくとも、外からでも一見の価値は十二分にある。
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