小保方晴子さんの実験ノート公開が波紋 海外からのオファー報道に「有能な科学者の海外流出」を憂う声も

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STAP細胞の論文問題で、バラエティ番組でネタにされるなど話題になっている理化学研究所の小保方晴子さん。
5月7日に代理人弁護士が公開した「実験ノート」の反響がネット上ではすさまじい。
ハートマークがあったり、「陽性かくにん! よかった」という記述があったりすることなどから「女子力が高い」と大変評判になっているようである。

識者は、

九州大学・中山敬一教授「実験ノートはいつ、どこで、何を、どのように実験したか、どのような結果が出たか記述するのが基本だが、小保方氏のノートは他人が見て分かるように書かれていないうえ具体的な内容が全くない。実験ノートではなくメモ、落書きのレベルだ。マウスの絵が描いてある実験は通常であれば20~30ページを使って記述する実験で、明らかに記述が足りず、証拠になりえない」(5月8日『NHKニュース』より)

近畿大講師の医師・榎木英介氏「ノートについては絶句した。詳しい数値データや日付もなく、記録になっていない。私的な日記みたいなもので、ポエムだ。弁護士はよくこれを公表したなと思った」(5月9日『ZAKZAK』より)

と、かなり厳しい意見のようだ。

関連:小保方晴子さん 実験ノート公開の衝撃
http://cureco.jp/view/175/ [リンク]

一方で、『MSN産経』に掲載された
小保方氏「日本にいていいのか」 海外からのオファーも
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140508/wlf14050818350023-n1.htm [リンク]

という記事や、『日刊スポーツ』の

小保方さぁん 海外からラブコール
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20140509-1298068.html [リンク]

という記事には、『Twitter』のコメントで

「アメリカにでも引き抜かれて、実用化されたらどうするの!すみません、じゃ済まないよ!その時は理研は解体だな!」
「理研に失望!日本の恥ずべき機関だ。誰がこんなところにいるか。 有能な科学者が海外へ逃げてく。」
「もう出る杭打ちたい理研はほっといて、海外行ったほうがいいよ……。変な権利問題で日本から優秀な学者がいなくなるのは残念だけど、そうしてるのは紛れも無い日本の古い悪習なわけだし仕方ない」
「小保方さんはもう外国行った方がいいかもね。日本だと論文の画像を切り貼りしただけで研究自体も否定されちゃう訳だから。他の切り貼りした人で研究を否定された人は居ないでしょ。」
「封建的な理研を止めた方が良いよ。全ての特許も持って海外に出た方が良い」

と、小保方さんに同情的で、有能な科学者である小保方さんの海外流出の可能性を憂うコメントも多数ついているようである。

※画像は4月10日付『日刊スポーツ』1面より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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