ブルーベリー色の全裸の巨人が追いかけてくる…… 人気のホラーゲーム『青鬼』が入山杏奈主演で実写映画化
「私見たのよ ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人だったわ――」
実況動画でも人気が高く、その関連動画再生数は5000万以上という人気フリーゲーム『青鬼』。このたび今作が、AKB48の入山杏奈さん主演での実写映画化が決定。7月5日よりヒューマントラストシネマ他にて公開だ。
肝試しで入った洋館からの脱出をめざすゲーム『青鬼』は、洋館内で突如現れる青い巨人“青鬼”に執拗に追いかけられ、触れられただけでゲームオーバーになってしまうという非常にスリリングなもの。
一度見たら目に焼きついて離れない青い巨人のビジュアルはトラウマものだが、映画版でもそのビジュアルはかなり不気味なものとなっているようだ。
ゲームのなかで唯一異彩を放っているキャラデザだった“たけし”が映画版にも登場するのかどうかも気になるところである。
映画版『青鬼』ストーリー
新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュンは、化け物が現れると噂される“ジェイルハウス”の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。
無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。突如、転げ落ちる甲冑の頭部。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。
「ねえ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」
――脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。
主演:入山杏奈さんコメント
■映画初主演が決まった時の、お気持ちは?また、撮影を終えて今のお気持ちは?
お話をいただいたときは、目が点でした(笑)
いつか演技のお仕事もチャレンジしてみたいとは思っていたんですが、いきなり映画、しかも主演ということだったので、驚きが大きかったです。嬉しいと同時に、プレッシャーや戸惑いも感じました。
「青鬼」は、AKBのメンバーの中にも好きな子がいて有名なゲームだったので、実写ということに対する不安もありましたが、
撮影を終えてとても充実していて達成感がかなりあるので、少しでも多くの方の目に留まればいいなと思っています。
■台本を読んだ時の率直な感想をお聞かせ下さい。
文章でも、声に出して驚きたいくらいのスリルがあって結構こわかったです。でも展開にわくわくしました。このハラハラドキドキを早く映像でみたい!という高鳴りと、それをうまく伝えられるのかという心配とが入り交じってました。
■アイドルとしての活動と、女優としての活動で、心境や取り組み方に何か違いはありますか?
アイドルでいるときは、やっぱりかわいくみられたいしキラキラしてたいんですけど、撮影にはそういうわたしを捨てて臨みました。アイドルの笑顔を忘れて、どうしたらもっと恐怖を感じてる顔になるのかなとか考えながらも、役の杏奈になりきって撮影してました。
■これからご覧になる方にメッセージを。
ゲームをプレイしたことのある方や小説を読んだことのある方はもちろん、そうでない方も引き込まれてしまうような作品になっていると思います。青鬼はちょっと気持ち悪いんですけど…、その気持ち悪さや迫力を、ぜひスクリーンで観ていただきたいです!とことん恐怖を味わってください。(笑)
杏奈の気持ちの揺れ動きも注目ポイントです。
出演:入山杏奈 須賀健太 陳内将 聖也 古畑星夏 尾関陸 ほか
監督:小林大介/脚本:小鶴/製作:「青鬼」製作委員会/原作:noprops/著:黒田研二
製作:『青鬼』製作委員会/配給:AMGエンタテインメント
制作プロダクション:デジタル・フロンティア「おおかみこどもの雨の雪」「GANTZ」
(C) 2014 noprops/黒田研二/PHP研究所・「青鬼」製作委員会
トップ画像:公式サイトより http://aooni-movie.com/ [リンク]
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。