人気過ぎてまだまだ品切れ続出中!『ドミニオン』ってなんなの?
「『ドミニオン』、ありますか?」
お店で聞いても、たいがいのところでは「え?なんですか?」と聞き返されるかもしれないこの名前。「運が良いですね、お客さん。あと在庫がこれだけなんです」と言われたらあなたは相当のラッキーかも。
『ドミニオン』とはこれ、実は世界的なブームとなっているカードゲームの名前。カードゲームというと、一部の大人たちが難しいルールで遊んでいる、いわゆるマニアックな趣味というイメージがあるかもしれません。それ以前に、カードゲーム自体の世界が一般の人にはまだ”なじみ”が薄いかもしれません。
そんな難しいイメージのあるカードゲームがなぜ世界的なブームに?ーーー理由はなんといっても、その「ルールの簡明さ」にあると言えそうです。
以下、簡単に『ドミニオン』のルールは、というと・・・。
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・領土(のカード)をたくさんとった人が最終的に勝ち。
・領土はお金(のカード)で買う。
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最終的に領土カードの数(点数)で決まります。そもそも、”ドミニオン”とは”領土”という意味があるそうです。なるほどね。
他のルールやポイントは・・・。
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・ゲーム中は「カードをつかう」と「お買い物」がメイン
・自分にとって便利なカードや他人の邪魔をするカードも買います。繰り返し使えます。
・あるカードの山が無くなるとそこでゲーム終了
・ゲーム中は領土のカードはけっこう邪魔。なので、いつから領土を買い始めるかは重要。
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ざっくりとは、こんな感じなのです。ルールが多いカードゲームの中では屈指の分かりやすさと言えるでしょう。
カードの種類は(基本セットで)全25種類。でも、1回のゲームで使うのはこのうち10種類だけです。つまり、毎回ゲーム性が変わってくるので、戦略も当然変わってきます。毎回新鮮な気持ちでプレイできる、というのも長い人気を誇っている原因かもしれません。更に更に!「拡張セット」と呼ばれるカードを用意すれば、基本セットとの組み合わせで更に多くの組み合わせで楽しめてしまいます。
編集部のリサーチによる、『ドミニオン』を楽しんでいる最年少はなんと5歳。漢字も読めない子にとって、いくらなんでもそれはさすがに、と思って話を聞いてみると「カードの絵柄で性質などを覚えているらしい」とのことでした(それはそれですごい気がしますが)。小学生低学年からでも遊べるということを考えると案外、不思議ではないのかもしれませんね。
更には、女性のプレイヤーも結構多いという話も。ルールの簡単さや直感的な戦略性がウケているんでしょうか。さっそく、ガジェット通信に遊びに来ていたアイドル声優の早瀬弥生さんも交えてルール説明後に対戦してみたところ、「お買い物の感覚でカードを集めて、戦略に生かせるのが面白いですね。色々覚えるのがちょっと楽しいです。これは周りのトモダチにも広めてみますよー」とかなり気に入っていただけた模様(2回目のプレイで、なぜかダントツの1位!)。
日本語版の制作・販売を行っているホビージャパンさんにお話を伺ってみたところ、「大変にご好評をいただいており、ありがたく思っております。しかしながら、ドイツの印刷所で予定を上回る時間を費やしてしまったため、在庫不足で皆様にご迷惑をおかけいたしております。今後も新セットをリリースする予定ですので、お楽しみください」とのことでした。
現在、基本セットである『ドミニオン 日本語版』のほかに、拡張セット第1弾である『ドミニオン:陰謀』そして拡張セット第2弾『ドミニオン:海辺』が発売中です。品切れが続いている日本の小売店にはもうそろそろ行き渡るかも?しれないので、見つけたらゲットしてみてはいかがでしょう。
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