ドワンゴが「受験料制度についての行政指導報道」について見解を発表 「来年も継続したい」との考えを示す

dwango

3月3日、『niconico』などを運営するドワンゴが
「受験料制度に対する、厚労省から中止を求める行政指導」報道について
という発表を行った。

昨年、同社は新卒の入社試験において一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の受験生より2525(ニコニコ)円の受験料を徴収し寄付するという試みを行い賛否が分かれていた。

本件に関して、厚生労働省からの要請により、2014年1月中旬に制度の主旨などに対するヒアリングが行われ、2月中旬にその結果についての伝達を受けました。

とのことだが、読売新聞と『YOMIURI ONLINE』にて「厚生労働省より行政指導を受けた」と報じられる。行政指導の内容については「職業安定法 第48条の2」に基づいた来年以降の受験料徴収の自主的な中止を求める旨の「助言」であり、口頭のみで行われ書面等の受領はなかったという。現時点で違反性、違法性が認められているわけではないが社会的影響を考慮した上での助言であり、「受験料制度」現在の状況について説明した上で

現段階では来年度も受験料制度を継続したいと考えています

という見解を示している。

先の読売の報道を受けて、ホリエモンことライブドア元社長の堀江貴文さんが

「ドワンゴ就職受験料、厚労省が中止求め行政指導」ってアホか。
http://horiemon.com/4594/[リンク]

というブログを書いたり、他にもさまざまな方がこの件について言及したりするなどして「就職活動」のあり方について一石を投じた形となった今回の一件。読者の皆さんはどのようにお考えになるだろうか。

※画像は『ドワンゴ』のサイトより

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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