もし駅前c言語留学があったら…

もし駅前c言語留学があったら…


今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

もし駅前c言語留学があったら…

はい、みなさん、プログラムは初めてですかぁ。

プログラミングで大事なことは、失敗を恐れずに、とにかくなんでもやってみることです。

難しい文法なんて、ぜんぜん覚える必要ありません。実はプログラミングって簡単なんです。だれでもできます。

変数は全部先頭で宣言しましょう。どこからでもアクセスできて便利ですよ~。

メモリは解放しない。これが鉄則です。まちがって解放しちゃうとバグの原因になりますからね。心配しなくてもプログラムを終了すれば、ちゃんとOSが解放してくれます。それに最近のパソコンは数ギガバイトもメモリを積んでるんです。

そんなに沢山あるメモリが足りなくなると思いますか?そうです、ここだけの話ですけど実はぜんぜん心配ないんです。使い終わったらメモリを解放しろというのは、まだコンピュータがメモリを少ししか積んでなかった時代の名残なんです。

自由な発想が大事です。コーディング規約とか、インデントとかは、創造的思考を妨げますから、それにとらわれないようにしましょう。

どんどん上から下に書いていけばいいんです。あ、あなた個性的なインデントですね、いいですよ~。そういう個性を大事にしましょう。こちらは必ず1行おきに空行が入ってますね、さすがケータイ世代。

お、あなたはペットの名前の変数名ですか。いいですね~。こうやって工夫すると、どんどんプログラミングするのが楽しくなってきます。

エラーが起きたら一度全部消して、最初からコーディングしなおしてみる。あれこれ考えてると頭が痛くなりますからね。とにかくどんどん書いていくのが大事。

はい、質問ですか。なるほど。構造体とかスコープとかは、すごく限られたプログラマだけが使うものなんです。みなさんは覚える必要ありません。

関数も細かく分けると面倒ですよね。どこになにがあるかわからなくなります。出来る限りmain()の中に押し込んじゃいましょ。これならmain()だけ見てればいいですから。

   *   *   *

書いてて思ったんだけど、昔のBASICってこんなかんじだったよな。それでも結構(当時としては)でかいプログラム組んでたような。やっぱ構造体とかスコープとかいらないんだな。if文もif~thenはあったけど、if~then~elseは最初の頃のBASICにはなかったような。ループもfor-nextしかなかったし。

執筆:この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年03月03日時点のものです。

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. もし駅前c言語留学があったら…

寄稿

ガジェット通信はデジタルガジェット情報・ライフスタイル提案等を提供するウェブ媒体です。シリアスさを排除し、ジョークを交えながら肩の力を抜いて楽しんでいただけるやわらかニュースサイトを目指しています。 こちらのアカウントから記事の寄稿依頼をさせていただいております。

TwitterID: getnews_kiko

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。