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ゲーム業界各社決算まとめ – 2013年秋

ところで、コンテンツ事業(ソシャゲ含む)が売上375億、営業利益53億なのに対して、アミューズメント機器事業が売上89億、営業利益25億とかなりの高利益率。要因として上げられるのが、パチスロ「デビルメイクライ」の販売好調なのですが、パチスロ機の高収益性がここでも目立つ形に。あとはメダルゲームのマリオとモンハンが良いようで、ゲーセンのメダルコーナーでも、子どもを中心にいつも人が多いのを目にします。

コーエーテクモ(半期)

ゲーム業界各社決算まとめ - 2013年秋

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ソシャゲ勢の利益率を見て「イカれてんな」と思うことはままありますが、無双の焼き直しを連発しているときのコーエーの利益率もそれに近いところがありました。というか少し前までゲーム業界で高利益率といえばコーエーの代名詞だったんですけどね。
そのおかげで資産は貯まる一方で現在でも無借金なのですが、同じ高自己資本比率勢のファルコムと違うところは、稼いだ金で積極的に投資をしている点です。そのため資産は固定資産の比率高め。借金がなくて黒字なのでキャッシュフロー的には全然困らないのですね。さすがはシブサワ・コウ。経営シミュレーションゲームはお手のもの。

ところで巷では艦これブームですが、そろそろ提督の決断5とか出さないですかね。子供の頃、父親とよく遊んだ大好きなシリーズなんで今でも続編待っています。「陸軍としては海軍の提案に反対である」のアレをキャッチコピーに、陸軍と海軍の内紛ができるシステム組み込めば絶対売れますって!陸軍と仲悪かったら部品とかが別の規格になっちゃって必要経費が高くなるけど、逆に上手く付き合えると部品が共通化できてコスト削減できたり。そのかわりアッツ島に輸送艦を出すよう要請されたりして、戦略の自由が効かなくなるとか。負け戦の責任の押し付けあいとかできるとなお良し。

そんな時代じゃないんだし、素直に艦これやっとけって?それもいいけど、重厚長大な戦略ゲームの期待に対して、和メーカーでやってくれるのは最後はやっぱりコーエーだと、父親との思い出が今でもそう言っております。

日本ファルコム

ゲーム業界各社決算まとめ - 2013年秋

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ファルコムは9月決算なのですが、高い確率で中間期は赤字で、夏から秋にかけて大型タイトルを投入し、一気に黒字に持っていく夏休みの小学生の宿題みたいな収支の片付け方をしているのがいつものパターンです。ところが、PSPに軌跡シリーズのプラットフォームを持ってきてから絶好調で、今期も3月の中間期から黒字。となると閃の軌跡のリリースを9月に控えた期末の数字は、約束された勝利の剣みたいなもんでした。というわけで、創業以来の過去最高益達成。短信も赤字やら太字やらで書いててお祭りのビラみたいな書きぶりになっています。言っても、パッケージソフトでソシャゲ勢を上回る利益率をたたき出しているのだからそれだけのものはあります。来期もさらなる増収増益を見込むようですが、閃の軌跡をリリースしたばかりだというのに、まだ変身を残しているというのでしょうか。

B/Sの方は期末に閃の軌跡の売上があったことから売掛金が一時的に膨らんでいます。今頃この回収が進んでいることでしょうから、現金に化けているわけです。現金の塊みたいな会社です。毎年言っていますが、どうすんでしょうねこれ。シブサワ・コウに預けて適当な買い物をしてもらってはいかがでしょうか。
あと、短信読んでて知ったんですけど、来年って軌跡シリーズ10周年ですって。この前、空の軌跡遊んでて「うげええええ中途半端なところで終わるんじゃねぇええ」と思ったばかりのような気がするのに10年前とか言われても怖すぎます。やめてください。しかし、ウィニングポスト7の10周年に引き続きナンバリングタイトルが10周年とか言われても、ミルコ・クロコップでさえ何を言っているのか理解できない時代。まぁこの2つは全く違って、軌跡は実質スピンオフで別シリーズみたいなもんですが、ウィポは10年間ほとんど何も変わってなくて、ファンを恐怖のズンドコに叩き落としている恐るべきタイトルです。

ケイブ

ゲーム業界各社決算まとめ - 2013年秋

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H23/5期の残影がまだチラッとだけ見えていますが、ケイブってだいたい毎年これくらい安定して利益を計上する会社だったんですけどね。地味に優良企業だった。ところがパイ全体としてのソーシャルが伸びる中、逆に昔からソーシャルやってるくせに最近コケるとかいうよくわからない会社です。
STGについては、以前からゲーム性の低いソーシャルに飽きてきた客を拾い上げる武器として位置づけているらしく、今後はスマホでの展開となることが短信にも記載されています。
同戦略に沿ってスマホ向けで怒首領蜂シリーズとかがリリースされており、最近もスマホ向け新作「ドン★パッチン*1」のリリースが発表されましたけど、案の定ガチャとか書いてて二周くらい時間が遅れてる気がするんだけど大丈夫かなと思う次第。やっぱこういうのあんまり得意じゃないんじゃなかろうか。
かつてファルコムはJRPGとイースを作り続ける道を選択し、発売するプラットフォームを変えることで大成功を収めました。ケイブも実は似たようなもんで、STGを作り続ける道を選択してプラットフォームをアーケードからスマホに変えただけなのに、何か違う感じがするのは一体なんなのだぜ…。

*1:「ドン★パッチン」
http://www.cave-world.com/jp/sp/donpaccin/

日本一ソフトウェア(半期)

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