「あまロス症候群」の視聴者狙い? 民放各局『あまちゃん』終了後の“便乗”番組続々

有吉反省会

9月28日、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』が最終回を迎えた。番組放映時には『Twitter』が大盛況だったり、『あまちゃん』のイラストを描いてアップする「あま絵」が流行ったりとSNSとの親和性が高かった作品のように思われる。歴代のNHK連続テレビ小説の中で、視聴率では『梅ちゃん先生』他、これよりも高い作品はあるものの今作のように「あまちゃんロス症候群」(あまロス)なる症状が言及されたりする例は稀有である。一節には、登場人物に不幸が訪れまくりの『純と愛』が、半年間にわたってDVのように皆を蝕んでいたところに『あまちゃん』で癒されたゆえの結果だという話もあるが定かではない。『純と愛』はスルーしていた人もいるだろうし……。

さて、『あまちゃん』の放送終了後、民放各社はその「あまちゃんロス症候群」に罹患した視聴者をターゲットにしたような番組が目立つように思われる。

本放送中も『笑点』でネタにされたり、ロケ地を紹介する番組があったりしたのだが、28日の放送終了の日には日本テレビ『有吉反省会』に「NHKの大人気ドラマ『あまちゃん』のブームの乗っかりすぎて、すみません」という“あまちゃん軍団様”が出演。トシちゃん似のタレントということで作中にも登場した原俊作さんをはじめ幾人かのタレントが『あまちゃん』人気に便乗したことを反省した。

30日には、フジテレビ『笑っていいとも!』のゲストに『あまちゃん』の作曲家・大友良英さんが登場。同日のTBS『ひるおび!』では『あまちゃん』ブームについて取り上げ、ストーリー解説や“あさあま”、“ひるあま”といった用語解説、はたまた「あまちゃんロス症候群」の説明なども行うといった具合。

また、本日10月1日放送のバラエティー『火曜サプライズSP』ではヒロイン天野アキ役の能年玲奈さんと“ストーブさん”こと足立ヒロシ役の小池徹平さんが出演する。「あまロス症候群」にお悩みの方は、ご覧になってみてはいかがだろうか。

※画像は『有吉反省会』のサイトより引用

Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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