AKBのパロディじゃないの? 『あまちゃん』の『GMT47』は「特定のグループは想定していない」とNHKプロデューサー

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あまちゃん

7月11日発行の東京スポーツ7月12日号は、一面で「NHKあまちゃんパクリ問題 背後でうごめく便乗勢力 AKB48 GMT47」という記事を掲載している。

NHK朝の連ドラ「あまちゃん」で、能年玲奈演じる主人公の女子高生・天野アキが所属するアイドルグループ「GMT47」が、9月のドラマ終了後も“暴走”するのではないか、との声が噴出している。劇中だけならともかく、実際にCDを出して活動するとなるとAKBサイドも黙っていられなくなることは必至だ。

とのこと。

AKBの“選抜総選挙”に似せた“国民投票”や、古田新太さんが演じるプロデューサーが秋元康さんにそっくりといった点をあげ、誰が見てもGMT47がAKB48を参考にしているのは明らかだとしている。まあ、確かにその通りで、GMT47を見てAKB48を連想しない視聴者は流石にいないだろう。

しかし、NHKの訓覇圭プロデューサーは「特定のアイドルグループは想定していない」とAKB48グループとの関連性をなぜか否定。

というのである。

パクリかパロディかオマージュかはわからないが、流石にこのNHKプロデューサーの主張は無理があるのではなかろうか。『あまちゃん』では、これまでにもBGMとナレーションのフレーズまで似せた『劇的ビフォーアフター』のパロディをはじめ、30年前のドラマ『ビートたけしの学問のススメ』や映画『ET』の他いろいろな小ネタが満載で、そこにも人気の一端があるように思えるのだが。表だって「パロディです」と言ってしまってはマズいということだろうか。

記事では、NHK関係者が秋元氏のところにあいさつに行き「AKB48に似せてもドラマ内の架空のグループなら構わない」と返答を受けた、という話を明かしている。しかし、今後GMT47が実際にCDデビューしたり紅白出場したりするとなるとAKBサイドと「激しいガチバトルは避けられないだろう――。」と結んでいる。

視聴率も絶好調で人気の『あまちゃん』、挿入歌の『暦の上ではディセンバー』はiTunesやレコチョクといった音楽配信サイトで首位に輝くなど大ヒットしている。願わくば、トラブルなどで水を差されるようなことがないように祈るばかりだ。

※画像はNHKのサイトより引用

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Taka

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