業界人は絶賛 一般の人は賛否両論……「子供向け」「万人向け」ではない? 宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』
7月20日より全国公開されるスタジオジブリ・宮崎駿監督最新作の「風立ちぬ」。6月下旬に行われた試写会の後、実写映画やアニメーションの監督である樋口真嗣さんや細田守さん、神山健治さんといった錚々たる方々が絶賛していたことが話題となった。
樋口真嗣(@higuchishinji)
風立ちぬ、観た。
もうヤバい。
あの日々の日本を、美しい航空機を、健気な女の子を愛し抜く映画。
原点にして頂点。
そして主役の声がまさかの大ストライク。内輪褒めではない。
魂を鷲掴みにされて揺さぶられて大号泣だよ!
細田守(@hosodamamoru)
「風立ちぬ」試写を観せていただきました。こんなにいい映画はいままでになく、そしてこれからもない、というくらい、いい映画でした。
神山健治:Kenji Kamiyama(@kixyuubann)
昨日は「風立ちぬ」。本日は「モンスターズ・ユニバーシティ」の試写を拝見した。素晴らしい作品を観ると胸が苦しくなる。( ̄ー ̄)yー.’
一般の方々を招待した試写会もはじまったようで、ここ数日『Yahoo!映画』にもレビューが書き込まれているのだが、そちらの方はまさに賛否両論といった具合である。
感想を見てみると、これまでのジブリ映画とは違い「子供向けではない」という意見があるようだ。また、映像は素晴らしいという意見がほとんどのようであるが、主人公を演じた庵野秀明さんについては賛否両論のようである。
7月9日には、メディア・アクティビストの津田大介(@tsuda)さんが
今日ジブリ最新作『風立ちぬ』の試写見てきました。狂気は狂気、美しいものは美しいものとして静かに描き、清々しくも切なく、悲しい、だけどストレートに楽しめるエンターテイメント作品でした。最高傑作との呼び声も納得。ただ、男性と女性で評価が違う気もします。庵野秀明さんの声も良かったです。
とツイートしており、やはり「万人向け」ではなさそうな感じもする。
ちなみに、宮崎駿監督作品といえば、『ルパン三世 カリオストロの城』から『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』と、タイトルに「の」が入っているのが特徴とも言われてきたが、今回は入っていない。
※画像は『Yahoo!映画』より引用
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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