ラーカレって何者? ハウスギャバンの企画発起人に聞いてみた
ハウスギャバン株式会社が今年の4月に発表した「ラーカレ」をご存じでしょうか?
「ラーメンのスープがカレー味」のカレーラーメンではなく、「ラーメン屋のスープをベースにしたカレーライス」がラーカレの定義だといいます。
ラーメン屋のスープに合わせる「ラーメンスープ専用濃縮カレーソース」を開発したのが、ラーカレの提唱者でもあるハウスギャバン株式会社です。
同社のラーカレ企画発起人、田中隆暁さんにラーカレについて話を聞きました。
ラーカレという発想
「ラーメンスープを活用したカレー」というのは昔から町中華などで提供されていたり、もしくは各地のラーメン店においても「まかない」などで食べられていることはありました。
たくさんのラーメン店主と接している中で、丹精込めて炊き上げたスープを余すことなく食べて欲しいという想いがあるのを汲んで、ラーメンスープ×カレー=ラーカレでこれまでにないカレーの外食体験をしていただきたく発案しました。
ラーカレの提供店舗
ラーカレを謳うことができる業態は「ラーメン店」「中華料理店」としています。2026年9月末現在で、30企業105店舗が実施中・または実施済みです。
ラーカレの立ち位置
ラーメンが本業であるため、サイドメニューもしくはセットメニューとして提供されるかと思いますが、スピンオフ映画のように、人気になって曜日限定などで「カレー専門店」に二毛作営業をされることもあるかもしません。
ですが、ハウスギャバンとしては、まずは来店いただきラーメンを食べていただき、その中でカレーも食べていただくのが本来の目的と捉えています。そういう意味ではまずはサイドメニューからスタートされていくかと思います。
ラーメンスープ専用濃縮カレーソース
大変忙しいラーメン店の仕込み時間の軽減のためにラーメンスープ専用濃縮カレーソースを開発しましたが、専用製品の他、ハウスギャバンの業務用スパイスおよびカレールウなどを使用頂ければ、どの製品を使用しても「ラーカレ」を名乗れることになっています。
あくまで業務用であり手を加えていただくのを前提にしているため、家庭用の完成品に近い設計ではなく各店舗でオリジナル性が出せる仕様です。
ラーメンスープ専用濃縮カレーソースの開発
知り合いのラーメン店にも協力いただき、色々なジャンルのラーメンスープに合わせてみました。
同じ豚骨でも醤油や香味油の差で変わることもあれば、意外な組み合わせで驚きの味になるため、可能性は無限大であるということを感じました。
ラーメンスープに溶けやすく、塩味やカレー感、とろみがちょうどよくなる設計を工夫しています。
ラーカレを普及させるための課題
弊社はあくまでも業務用メーカーであり、市販品のようにCMで販促したりはせず、地道に全国の営業担当が業務用卸店様を通じて案内を進めています。
情報を一気に伝える術が少ないのが苦労する点ですが、「何を目的にラーカレ企画をするのか」「ラーメン店の客単価や客数に貢献できる企画」ということを丁寧に地道に案内を進めています。
「ラーメン屋でカレー」が当たり前になる日
牛丼チェーンでカレーが当たり前に食べられ、すしチェーンでラーメンが当たり前に食べられる時代が来たように、ラーメン店のカレーが求められる時代はあると思っています。
各ラーメン店の特色が活きたラーカレには十分支持される魅力はあると考えています。
***
ラーカレ公式サイト
https://ramen-curry.com/[リンク]
※画像提供:ハウスギャバン株式会社
(執筆者: 6PAC)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。