未来のコンビニってこんなかも CP AI Roboticsが店舗で案内や商品補充を担当するロボット2機種をお披露目

CP AI Roboticsは、10月8日と9日に開催された「第22回アジア太平洋小売業者大会・展示会(APRCE 2026)」で小売業向けフィジカルAIソリューションを出展。店舗での業務を担当するロボット「H1」と「C1」を発表しました。いずれも、行動を起こした結果として物理世界がどう変化するかという予測に基づいて制御するワールドアクションモデルの「SLM-0.5」を搭載し、従来の映像ベースの予測モデルと比べて正確かつ高速・低遅延な制御を実現します。

2足歩行の汎用型ヒューマノイド「H1」

2足歩行が可能な汎用型ヒューマノイドの「H1」は、店舗での商品説明や案内、巡回など対人のサービス業務に対応するロボット。階段や段差がある環境でも、移動に制約がないのが特徴です。

顔には対象との距離を把握できる2眼カメラと、距離の測定を補う深度カメラを搭載。頭の後方にもカメラを搭載し、周囲の状況を把握しながら自律的に行動します。

45種類の顔の表情と36種類のジェスチャーが表現力豊かなコミュニケーションを実現し、LLMにより20以上の言語での対話に対応します。

ブース前の通路を歩き回ったり、ペコリとおじぎをしたり、押されてバランスを崩しても体勢を立て直したり、動いている姿を見るとだんだん親しみがわいてきます。

車輪型双腕ロボット「C1」

コンビニの棚を模したスペースに展示されていたのが、車輪型双腕ロボットの「C1」。全方向に移動できる車輪で商品を搬送し、2本の腕で商品補充ができるロボットです。繰り返し作業が多く体力を使う作業をロボットに任せることで、スタッフは接客や複雑な問題の対応に時間を使えるようになるのがポイント。

AIが上部のカメラから棚の中の商品と手元のトレーにある商品を把握して、棚に置かれた商品と同じ商品を補充することができます。2本のアームは100mmから1750mmまで、幅広い高さの棚に対応します。

緊急時には遠隔操作でロボットの作業をバックアップすることも可能。遠隔操作用のマニュピュレーターと複数ロボットを管理するシステムはロボット管理プラットフォーム「M1」としてパッケージ化されています。

同社の小売業向けフィジカルAIソリューションは、2027年に実店舗での導入を予定しています。人間と一緒にロボットが活躍する“未来のコンビニ”は、まもなく実現することになりそうです。

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