【SKIP FACTORY10周年企画】老舗スケートパークが新体制で上げる新たな狼煙
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今年7月に10周年を迎えた関東を代表する室内スケートパーク、SKIP FACTORYが9月から新体制でスタートした。
当初は10年の節目に閉店する予定だったSKIP FACTORYが、どのような形で再スタートを切ったのか。
9月28日に50歳の誕生日を迎えた店長、立本和樹氏とSKIP FACTORYの今後に迫る。
【SKIP FACTORY】
今年10周年を迎えた関東では老舗にあたるスケートパーク。
613平方メートルという関東最大規模の広さを誇り、あらゆるコンテストやイベントにも対応できる幅広いセクションが魅力。
2016年のオープン以来、AJSAやJapan Street Leagueなど日本最高峰の大会も数多く行われている。
立本氏自ら設計、制作したセクションの数々はオリジナリティがありながらも、ビッグトリックを生み出せるよう工夫された設計となっており、いわゆるオリンピックに寄っただけの設計ではない点が魅力。
アメリカには、世界一有名な室内スケートパーク「SPoT Tampa」があるが、個人的には日本のタンパのようなスケートパークになれるポテンシャルを秘めていると思っている(筆者はタンパに行ったことはないですが……)。

【立本和樹プロフィール】
宮崎県出身1976年9月28日生まれ スケート歴36年
2010年に自身のスケートブランド「TUFLEG」を立ち上げる。
【スポンサー】
ムラサキスポーツ TUFLEG NIKE SB Custom trucks Cheers grip BRONSON
【コンテスト成績】
2003年AJSA年間ランク1位、韓国challengeX優勝、2004年AJSA年間ランク4位
2005年AJSA年間ランク2位、2006年AJSA年間ランク2位、2009年AJSA鵠沼2位
2010年AJSA年間ランク2位、など
現在は、TUFLEGの主宰、スケートパーク(SKIP FACTORY)の運営やスケートスクールの講師、東京都ローラースポーツ連盟のコーチ、イベントでのデモやコンテストのジャッジなど、活動は多岐にわたる。
50歳という大きな節目を迎え、50トリックチャレンジと自身が手掛けるSKIP FACTORYの新体制移行など、新たな転換期に入った。
【9月から新体制となったSKIP FACTORY】

関東在住のスケーターならSKIP FACTORYが閉店するというニュースに驚いた人も多いだろう。
しかし先日、ITソリューションや映像制作を担う株式会社FAIRWAYがSKIP FACTORYの新たな運営会社となり、新体制で再スタートすることが発表された。
とはいえ、普段利用しているスケーターにとって、現時点で大きな変化があるわけではない。
FAIRWAYは今後、スケーターのためのスマートフォンアプリ「SK8.RUN」のリリースを予定している。このアプリは、スケーターと全国のスケートパークをつなぐ役割を担い、ゆくゆくは世界規模での展開も予定されている。
海外にスケートトリップに行く際は便利になりそうだ。
気になる詳細は今後の発表を待つ形になるが、全国のスケートパーク情報はもちろん、大会やイベント、スクールなどへの参加もアプリからできるようになるという。
【韓国の室内パークK88 SKATE CLUBと提携】
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さらに今回、韓国を代表する室内スケートパーク「K88 SKATE CLUB」とSKIP FACTORYが日本と韓国のスケートシーンをつなぐ形で協力していくことが明らかになった。
このスケートパークは、先日アジア大会で金メダルを獲得し、SLS(ストリートリーグ)やX Gamesなどで大活躍するカン・ジュニのインスタグラムで見たことがある人も多いかもしれない。
韓国西部の仁川(インチョン)にあるこのスケートパークには、他にも日本にゆかりのあるイス・ジャンなどが訪れており、K88 SKATE CLUBのインスタグラムにもたびたび登場している。
今回の業務協力では、日本と韓国のスケートボード文化の発展やスケーターの交流活性化を図るため、相互に協力することを目的としている。
カン・ジュニをはじめとした韓国スケーター達の躍進と日本のスケーター達の活躍に今後も期待したい。
【TRACE OF WHEELS】

50歳という新たな分岐点を迎えた立本和樹氏。
日本王者にも輝いた男が築いてきたスケートパークやオリジナルブランドには、オリンピック金メダリストをはじめ、ストリートシーンや日本有数のコーチなど様々な分野で活躍するスケーター達が共に歩んできた歴史がある。
立本氏はもちろん、SKIP FACTORYやTUFLEGに関わる(または関わってきた)彼らがつける轍はどんな軌跡を描くのか。
これからもこの目で見届けていけたらと思う。
写真・文 小嶋勝美
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