【青森県グルメ】ガチの田舎で食べるガチで最高のかつ丼 / えび蔵
青森県、遠すぎてなかなか行けないという人もいると思われるが……。
青森県は青森県でも、八戸市はもっと行く機会がない。
でも、八戸市の近くの「上北町駅」には、もっと行く機会がないのではないだろうか。
でもそれはもったいない。
上北町駅がある東北町では、極まったグルメが待っている。
たとえば、上北町駅から徒歩10分ほどの場所にある居酒屋レストラン。
ここ「えび蔵」(青森県上北郡東北町上北南4-32-542)は、極上の間違いない食事が可能である。
上北町駅から歩いて行くと、さまざまな東北町の風景が目に入る。
……なんか、とても美味しそうな焼肉屋があったが、雰囲気からして閉店しているのだろうか。
こういう、街の人たちが集まりそうな焼肉店、とても魅力的である。
商店があった。
こういう商店、なんかノスタルジーな雰囲気があっていい。
こういうところで買い物したい。
ジュースとか。
ちなみに東北町、ネット銀行のキャッシュカードが使えるところが極端に少ない。
なので途中で郵便局に立ち寄り、現金を引き出した。
これ、けっこう重要。
現金がないと何もできない感がある。
役所もあったので、とりあえず立ち寄って記念撮影。
なんか駐車場が広くていい。
普通に、何の用もないのにフラッと入ってくつろいで良い感がある。
勝手にそう思えただけだが、そういう雰囲気がある。
のどかな道を歩いて行くと、目の前にデカい建物が姿を現した。
居酒屋レストラン「えび蔵」の店舗である。
でかい、でかすぎる。
店内に入ってみると、意外と広くて驚いた。
テーブル席多数、小上がり席も広い。
そして、地方の食堂にありがちな、いろんな置物が置いてあって雰囲気が最高オブ最高。
遅いお昼の時間帯だったので、私以外のお客さんは1人だけだった。
近くの小川原湖で釣れた魚の魚拓も飾られていた。
すごくデカい。
筆者が伺ったときは、店主さんのワンオペだった。
メニューを見てみると、驚くほど多くの料理の数々。
これを店主がひとりで作るのか……。
すさまじいバリエーションの数と調理スキルである。
特に白魚をはじめとした魚介料理が充実している。
実はここの店主、白魚の知識人として第一人者。
東京で白魚を復活させるためのプロジェクトも実施するなど、貢献者でもある。
近くにある小川原湖は白魚の名産地。
日本屈指の新鮮な白魚が食べられる地、それが東北町。
さらに店主は白魚のプロなので、極上の品質で白魚が楽しめるというわけだ。
だがしかし! 今回は、かつ丼を注文した。
肉が食べたかったのである。
メニューを見てみると、かつ丼の価格は700円。
安い、安すぎる。
注文して待つこと数分、目の前にやってきたかつ丼は、ビジュの時点で神域レベルだった。
玉子・衣・タレの黄金比率により生まれし、金色に輝くかつ丼。
そこから立ち昇る、甘くて醤油感のある薫り。
食べる前から「ゲキウマ確定」とはこのこと。
実際に食べて感動した。
豚肉が、驚くほど「かつ丼のために生まれたかのような豚肉」だったのである。
柔らかいが、柔らかすぎず心地よい「崩壊するホロホロ感」と弾力。
それでいて、玉子と衣に染み込んだ濃い甘味と旨味。
徹底してご飯を美味しく食べるためのカツに仕上げられている。
どうしてこんなにウマイのか?
実は、店主がこの味に到達できた背景には、深い歴史がある。
かつて、すき焼きの名店「荒井屋 本店」(神奈川県横浜市中区曙町2-17)で働いていたという店主。
なんと、料理長を任されるまでになったというから驚きだ。
13年間働いたのち、お子さんの小学校入学を機に地元の東北町で「えび蔵」を開店。
そこで得た技術に独自のセンスを注ぎ、かつ丼を爆誕させたというわけだ。
特にタレに関しては、荒井屋の魅力の断片を感じられる仕上がり。
かつ丼のみならず、ほかの料理も高評価を得ている「えび蔵」。
料理人生のなかで研ぎ澄まされた経験を生かしているわけだ。
濃密濃厚な甘美なるかつ丼。
これを食べるため食べに東北町に行っても良いレベル。
でも、どんなにおいしいと伝えても、遠方すぎると行きにくいよね……。
でもでも、本当においしいかどうかは、食べてみないとわからないよね……。
だから、ぜひとも食べに行ってみてほしい。
店主の人柄も素晴らしく優しく、お客さん思い。
ここの白魚料理に関しては、それはまた、別の話にてお伝えしたい。
ごちそうさまでした。
青森県東北町の「えび蔵」のかつ丼はウマすぎて神域レベルのゲキウマ確定なんだけど、田舎すぎて行く人あまりいないと思うので極めてもったいない! これ日本のかつ丼界において最高に極まったカツ丼だよ。肉・衣・玉子・タレの黄金比率ハンパない。しかも700円よ。激安すぎる。うまい、うますぎる! pic.twitter.com/kQJlqReXpq— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) September 18, 2026
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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